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相手の言葉を文字どおりの意味で解釈-自由連想法による夢分析47回目

夢:

父親の部下として働いている。急ぎの仕事が重なっている。どうしよう…
「…そうすれば無闇に外へ出られなくなるだろう」
まさが父親がそんな風に思っていたとは知らなかった…意外だった

自由連想法による夢分析の内容(重要な連想のみ):

お誕生日会 Kを呼ぶなら俺は行かない それならと呼ばなかった
でも彼は来た 万年筆か何かのプレゼントを持って あれ、来たの?
プレゼントを放り投げ怒って帰る 直前まで楽しさに浸っていた そこへI君が
もう十分楽しいから お腹いっぱいの気分だから 用ないよ 間に合ってるよ
別に来なくても良かったのに 確か呼んでないよね 勝手に来たんだよね

自由連想法による夢分析からの洞察:

相手の言葉を文字どおりの意味で解釈

これは小学校のときの記憶です。I君もK君も共に私の友達だったのですが、なぜかI君のことが嫌いらしく「Kを呼ぶなら俺は行かない」と言われので彼を呼びませんでした。
ここで重要なのは彼を誕生日会に呼ばなかった理由です。私は彼に腹を立てて呼ばなかったのではありません。彼を呼ばなかったのは単に「彼が来ないと言った」からです。
少なくとも小学校の頃までの私は、相手の言葉を「文字どおりの意味」でしか理解できず、またなぜそのようなことを言うのかという、相手の気持ちを汲むこともほとんでできなかったようです。
ですから「来ない」といっていたはずの彼がプレゼントを持って来たときも、いったい彼が何をしに来たのか本当に分からなかったのです。
(ブログの順番が前後してしまいますが)おそらくこれもナラティブセラピーのよる自己分析*で洞察された、母親の混乱したコミュニケーションに対処するために相手の言葉を文字どおりの意味で解釈することの障害の一つなのでしょう。
関連ブログ:ナラティブセラピーによる自己分析81回目
コミュニケーション障害 治療・心理学的分析本

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