目次
夢の内容:
両生類のような顔をした色黒の女性。親切のつもりで教えてあげると「黙れ!」と一蹴される(T_T)
夢から覚めたときの解釈:
「お前如きが生意気に意見するな!」「何様のつもりだ!」と言われているようで深く傷つく…
これが「母親との関係」の印象なのではないか?
子供から教わる→惨め→怒りで払拭
自由連想法による夢分析の内容(重要な連想のみ):
鬼は外、福は内
恥ずかしい、いい年して
家族団らんの強制
自由連想法による夢分析からの洞察:
家族団らん・幸せの幻想と強制
我が家では(というより母親にとって)家族団らんはとても重要な要素だったようです。
しかし実際の我が家は常に修羅場でした…夫婦喧嘩のみならず祖母も交えた言い争いが絶えず、私には大人たちが「いかにして相手の優位に立つか」に血道を上げているように見えました。
しかしそれでも(そえゆえに?)母親は家族団らん(の幻想)を夢見ていたようです…
クリスマスなどの家族行事ではいつも母親一人がはしゃぎ、他の家族にも幸せそうにすることを強制し、そのように振舞わないと途端に不機嫌になりました。
また門限が5時で、土曜日も一度家に帰って食事を一緒にしてからでないと外出は許されませんでしたが、これなども今思えば(父親を除いて)家族が揃って食事を共にする家族団らんの幸せの象徴だったのでしょう。
「家族団らんの幸せ」という無意識の幻想
しかし驚いたことに母親には自分が家族団らんの幸せな振りを強制しているという意識はありませんでした。私が不用意に家族団らんの雰囲気を壊してしまうと決まってヒステリックにわめき散らしたものですが、そのことをまったく覚えていませんでした。
このことは母親の家族団らんの幻想が無意識のものであり、したがってそのような無意識の幻想に母親自身も強迫的に突き動かされていたことを示しているように思えます。