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対人恐怖症的な症状の受容-自己分析

自己分析のきっかけとなった光景:

混んでいるカフェで女性が端の席が空くと、すかさずその席へ移る光景。

他人の対人恐怖症的な症状への理解:

これまで幾度となく目にしてきた、ありふれた光景ですが「この女性も恐怖を感じているんだ。自分と同じなんだ。」と妙に腑に落ちました。
この女性の方が対人恐怖症なのかどうかは分かりません。しかしたとえ対人恐怖症でなかったとしても、席を移るのにはそれなりに理由があってのことのはずです。
おそらくそれは「落ち着かない」などの不快感を抱く感覚なのでしょうが、不快感を抱く心の底には必ず怒り・不安・恐怖などの感情が潜んでいることが予想されます。

対人恐怖症的な症状の受容:

これまではこのような方を見ても特に何も感じることはない反面、同じような行為をする自分に対してはそれを対人恐怖症の証だと思ってきました*。
しかし他人も自分と同じような不安や恐怖心を感じていることを実感できたことで「自分だけが特別病的な人間ではない」ように思えてきて安堵感を覚え、また対人恐怖症的な症状を持つ自分自身を受け入れること(自己受容)ができたように思えます。
*このように自意識過剰なところが、対人恐怖症および自己愛障害(特に回避性パーソナリティ障害)の特徴といえます。
対人恐怖症 治療・克服本リスト

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