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向かい合っているのに、自分だけが一方的に見られているという感覚

向かい合っているのに、一方的に見られているという不快な感覚…

今日、カフェへ行くと混んでいて通路の席しか空いておらずそこへ座ったのですが、その席は店内のカウンター席の方と向かい合う形なり、これが私にはどうにも落ち着きません。
自分が向かい側に座っている人々から一方的に見られている感覚に陥るためです。

以前はだから苦手なのだと思っていましたが、しかしこの感覚はよくよく考えてみると、おかしな話です。

まずお互いに向かい合っているのですから、自分だって相手を見ているはずです。
事実、相手の様子が気になってチラ見しているのですから。

もう一点は私の側にも他に席があり人が座っているのですから、向かいの席の人々から私だけが見られているという感覚は誤りのはずです。

自分だけが相手を見ることができるようなポジションが普通の状態?

このように考えていきますと、どうやら私は自分だけが相手を見ることができるようなポジションを普通の状態と思っており、そのため対等なポジションでは自分だけが見られているという感覚に陥るのではないかと考えられます。

自分だけが見られている感覚は三者関係の時のみの現象

ただこの仮説でも説明のつかない現象があります。それは「一対一」の場面では、自分だけが見られているという感覚はまったく生じず、そのケースでは対等な感じがすることです。

ですから私の自分だけが見られているという感覚は、三者関係それも不特定多数の人との関係の中でのみ生じる感覚と考えられます。

今は多少マシになりましたが、昔は一対一でないと、それもある程度親しい人とでないと話がうまくできないほど三者関係が苦手でした。
今回経験した苦手意識は、このことと関係しているように思えます。
不特定多数ということは、一対一ではなく、かつ親しくもないということですから。

ただ、ではなぜその苦手意識が「自分だけが見られているという感覚」として感じられるのかは未だ不明です。

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