TAG

心理療法

対等の人間関係-ロジャーズのクライエント中心療法・傾聴一辺倒への疑問-自己分析・治療308回

対等の人間関係-ロジャーズのクライエント中心療法のへの疑問-自己分析・治療 目次: カウンセラーのためのアサーション-自己分析のきっかけとなった本 ロジャーズのクライエント中心療法の対等な人間関係と傾聴セミナーでの沈黙による心的外傷体験 援助を期待することの「誤り」を直面化され自己治癒力を働かせるクライエント? 信頼と甘え-ダブルバインドの葛藤に苛まれるクライエント NHKスペシャル うつ病治療 […]

家族療法によるアダルトチルドレンからの回復・治療

家族療法によるアダルトチルドレンからの回復・治療 目次: 多様なアダルトチルドレンからの回復・治療方法 家族療法によるアダルトチルドレンからの回復・治療 アダルトチルドレンの定義と家族療法の仮説との整合性 家族療法によるアダルトチルドレンからの回復・治療の難しさ-親への恐怖心の存在 親への恐怖心から生じるアダルトチルドレンの症状 親への恐怖心がもたらす家族療法(家族カウンセリング)への苦痛 アダル […]

心理療法を批判したことで報復される自己愛性パーソナリティ的な不安から生じた迫害的・被害妄想的悪夢-自由連想法による夢分析・治療282回

冷酷な医師・看護士への怒り・不信感と母親への罪悪感・不安-自由連想法による自己分析・治療の翌日、次のような迫害的な悪夢を見ました。 夢(悪夢)の内容: 以前にエニアグラム・トランスパーソナル心理学・プロセスワーク(プロセス指向心理学)・座禅などのワークショップによく参加していた、スピリチュアルな心理療法を教えるグループのワークショップに出席している。 ワークショップ終了後、出席者全員にお茶(ハーブ […]

ゲシュタルト療法による自己傾聴を用いた自己愛性パーソナリティ障害・回避性パーソナリティ障害・自己愛障害の治療

ゲシュタルト療法による自己傾聴は、偽りの自己と呼ばれる曖昧な自己感で苦しめられる自己愛性パーソナリティ障害・回避性パーソナリティ障害・自己愛障害の人が本当の自己を取り戻し、さらに耐え難い惨めさの感覚を受容することを促す心理療法であると考えられます。

傾聴vs直面化・認知行動療法-自己愛性パーソナリティ障害・回避性パーソナリティ障害・自己愛障害の治療に効果的な心理療法

自己愛性パーソナリティ障害・回避性パーソナリティ障害・自己愛障害の原因は自己不信感・自己感の曖昧さで考察された「自己感の曖昧さから生じる自己不信感」を考慮しますと、自己愛性パーソナリティ障害・回避性パーソナリティ障害・自己愛障害の治療に効果的な心理療法は傾聴であると考えられます。

自己愛障害による心理療法家・心理療法グループの病理-自己分析

自己愛障害・アダルトチルドレンの過去を持つ心理療法家: 『才能ある子のドラマ/アリス・ミラー』によれば、心理療法家を志す人のほとんどは、幼少期に親からたびたび自己愛の延長物(親の願望を満たすための手段)として扱われた経験を持つ、いわゆるアダルトチルドレンだそうです。 このアリス・ミラーの指摘が正しければ、心理療法家の多くが(少なくても訓練時においては)自己愛に何らかの障害を抱えている可能性が高いこ […]

ゲシュタルト療法による自己傾聴の自己治療・自己受容への効果

ゲシュタルト療法とは? ゲシュタルト療法とは精神療法家のパールズが開発した、イメージによる対話を用いた心理療法です。ルールは「空想上で、あるいは椅子を使ってイメージによる対話を行う」ことのみという極めてシンプルな技法であるため、心理カウンセリングばかりでなく自己治療(セルフ・カウンセリング)にも簡単に取り入れることが可能な心理療法です。 自己治療に使える心理療法はゲシュタルト療法の他にも数多く存在 […]

傾聴しないとクライエントが依存する?-自由連想法による自己分析・治療172回

自己分析のテーマ: 以前に傾聴を重視した心理療法のセミナーで教わったこと 「傾聴しないとクライエントが依存してしまう」 自由連想法による自己分析: あのときは「その通り」だと思った でも傾聴しないとクライエントさんは途端に依存し始めるものなのか? 本当に傾聴されないと、一人で考えることができなくなるのか? お願い助けてください、とすがり付いてくるとでも言うのか? そんなにクライエントさんは依存しや […]

統合失調症のカウンセリングへの期待と不安-自由連想法による夢分析49回目

昨日のプレゼントで相手の関心を惹く-自由連想法による夢分析48回目の自己分析を続ける。 自由連想法による夢分析からの洞察: 以前にメールカウンセリングをした統合失調症の方のことを思い出し、そのときは成功裡に終わったと思っていたカウンセリングが、実は陽性転移に過ぎなかったのかもしれないと思えてきました。 しかし少なくても当時スーパーバイザーから陽性転移の指摘はありませんでしたし、またすでに終わってし […]