認知療法の性格診断テストを行った結果、受動攻撃性人格傾向と統合失調症性(シゾイド性)人格傾向が強いという診断結果となりました。
人格タイプ(性格タイプ)を調べる「性格診断テスト」
不確実な点に対する非寛容の等級表-全般性不安障害で自分の不確実な状況への許容度を診断した後、引き続き「不安な心の癒し方-あなたの悩みを解消する7つの認知療法*」に掲載されている性格診断テストという診断表を使って、自分の人格タイプ(性格タイプ)を診断してみました。
*不安障害・全般性不安障害・認知療法関連ブログ:
不安な心の癒し方-全般性不安障害・不安障害の認知療法
性格診断テストの実施:
性格診断テストでは、それぞれの診断項目(各人格タイプ(性格タイプ)に特徴的な思考パターン)に対して
0点 まったくそうは思わない
1点 少しそう思う
2点 どちらかと言うとそう思う
3点 かなりそう思う
4点 そのとおりだと思う
と評価していきます。
※性格診断テストの具体的な診断項目については「不安な心の癒し方-あなたの悩みを解消する7つの認知療法」をご覧ください。
性格診断テストの実施結果:
性格診断テストを実施した結果、私には次のような人格的(性格的)特徴があることが分かりました。
回避性人格傾向 12
依存性人格傾向 11
受動攻撃性人格傾向 18
強迫性人格傾向 13
反社会性人格傾向 5
自己愛性人格傾向 4
演技性人格傾向 9
統合失調症性(シゾイド性)人格傾向* 19
偏執性(パラノイア性)人格傾向 10
境界性人格傾向 14
*ここでの統合失調症性人格とは精神障害の統合失調症を指すものではなく、孤独を好み人付き合いが苦手なタイプの人のことを指しています。
(ただし統合失調症性の人の病前性格の統計によりますと、約9割の人が統合失調症性人格だそうですでの、過度のストレス状況に置かれると統合失調症を発症しやすい性格の人と言えそうです)
人格(性格)テストの結果は意外なものでした。なぜなら私は自分自身の性格(人格タイプ)を回避性人格(抑うつ型自己愛性人格)と自己分析*していたためです。
ただこうして回避性人格傾向よりも受動攻撃性人格傾向や統合失調症性(シゾイド性)人格傾向の方が強い結果が出たことについて思い当たることがないわけではありません。
*自己分析関連ブログ:
抑うつ型自己愛性人格の心理カウンセラーの自己分析・自己治療の記録
たとえば若い頃、私はよく会社の上司に対してわざと馬鹿丁寧な言葉遣いをして怒らせるということをよくしていました(受動攻撃性人格傾向)。
また「パーソナリティ障害の診断と治療」という精神分析の人格タイプの本を読んでいたときにも、各人格タイプの説明を読みながら自分には回避性人格(抑うつ型自己愛性人格)傾向だけでなく統合失調症性(シゾイド性)人格傾向も結構強いように思えました。
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「不安な心の癒し方-あなたの悩みを解消する7つの認知療法」は不安障害、特に全般性不安障害と呼ばれる慢性的な不安症状を特徴とする精神疾患(心の病)の認知療法による治療に特化した本です。
そのため全般性不安障害や他の不安障害(パニック障害・恐怖症・PTSD(心的外傷後ストレス障害)・社会不安障害など)の症状や全般性不安障害・不安障害の方に特有の思考パターンについて非常に詳しく解説されており、またこのブログにあるような不安についてのチェック表が数多く掲載されています。
さらに認知療法による不安障害の治療についても、単に認知の仕方を修正する方法だけなく、不安障害の治療に有効な複数の認知療法について詳しく掲載されています。
不安障害の治療についてこれだけ多くの情報が掲載されていながら2,200円というのは良心的な価格だと思います。
「不安な心の癒し方-あなたの悩みを解消する7つの認知療法」は全般性不安障害をはじめとした不安障害に苦しんでおられる方、特に抗不安薬・抗うつ薬などの薬による治療では効果の思わしくなかった方にお勧めの一冊です。
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これまで「不安な心の癒し方-あなたの悩みを解消する7つの認知療法」に掲載されている5つの不安の診断表を使って自分の不安について自己分析してきましたが、最後に不安の自己分析から分かったことをまとめてみました。
不安障害関連ブログ:
不確実性への許容度の低さが不安障害の原因-不安の特徴