「不安な心の癒し方-あなたの悩みを解消する7つの認知療法」の不安障害に関するテストにより自己分析した結果、不確実性への許容度の低さが不安障害の原因であることが分かりました。
不安の特徴の自己分析:
認知療法による全般性不安障害・不安障害の治療の解説本「不安な心の癒し方-あなたの悩みを解消する7つの認知療法*」に掲載されている不安に関するテスト**を利用して自分の不安の特徴をチェック・自己分析した結果、自分がこれまで患ってきた様々な不安障害の症状(パニック障害・PTSD・社会不安障害・失禁恐怖症・嘔吐恐怖症・会食恐怖症・高所恐怖症・閉所恐怖症・スピード恐怖症など)の原因について次のようなことが自己分析できました。
*関連不安障害ブログ:
不安な心の癒し方-全般性不安障害・不安障害の認知療法
**関連不安障害ブログ:
不安に関する質問表-全般性不安障害チェック
不安の分野に関する質問表-全般性不安障害チェック
不安へのメタ認知の質問表-全般性不安障害チェック
不確実な点に対する非寛容の等級表-全般性不安障害
性格診断テスト-不安に関わる人格タイプ
全般性不安障害より強い不確実性への許容度の低さ:
「不安な心の癒し方-あなたの悩みを解消する7つの認知療法」に掲載されている様々な不安に関するテストを行った結果分かったことは、私は不確実性への許容度の非常に低いということです。
「不確実な点に対する非寛容の等級表」という不確実性への許容度のテストで私は99点でしたが、これは慢性的な不安症状に悩まされている全般性不安障害の方の平均点87点よりも高い数値です。
この世に100%確実というようなことはほとんど存在せず、したがって日常生活のいたるところに存在する不確実性をある程度許容できなければ不安で生きていくことができません。
しかし私はこの不確実性への許容度が全般性不安障害の方以上に低いため、日々些細なことで心配し不安に駆られてきました*。
*関連不安障害ブログ:
不確実な状況への不安の自動思考-不安障害(作成中)
ただし不確実性への許容度の低さから引き起こされる不安の底で働いている思考パターンは習慣化されていたため「不安な心の癒し方-あなたの悩みを解消する7つの認知療法」の「不確実な点に対する非寛容の等級表」のテストを行うまで自分が不確実性への許容度が非常に低いことにまったく気づきませんでした。
不安障害の原因となる不確実性への許容度の低さ:
「不安な心の癒し方-あなたの悩みを解消する7つの認知療法」によれば不確実性への許容度の低さは不安の、したがって不安障害の原因となるそうです。
冒頭で述べましたように、これまで私は様々な精神疾患(心の病)を患ってきましたが、それらの症状はすべて不安障害(従来の神経症・ノイローゼ)に分類される精神疾患でした。
ですから私の精神疾患の原因の核は不安だと思われます
そして「不安な心の癒し方-あなたの悩みを解消する7つの認知療法」の他の不安のテストでは全般性不安障害の平均値を下回っていたにもかかわらず唯一「不確実な点に対する非寛容の等級表」のテスト結果だけが全般性不安障害の平均値を大幅に上回っていたということは私の不安障害の症状の原因が不確実性への許容度の低さにあると考えても良さそうです。
これから「不安な心の癒し方-あなたの悩みを解消する7つの認知療法」に掲載されている7つの認知療法の技法を使って、自分の不確実性への許容度の低さを改善し不安障害の症状を克服していこうと考えています。
不安な心の癒し方-あなたの悩みを解消する7つの認知療法@通販
「不安な心の癒し方-あなたの悩みを解消する7つの認知療法」は不安障害、特に全般性不安障害と呼ばれる慢性的な不安症状を特徴とする精神疾患(心の病)の認知療法による治療に特化した本です。
そのため全般性不安障害や他の不安障害(パニック障害・恐怖症・PTSD(心的外傷後ストレス障害)・社会不安障害など)の症状や全般性不安障害・不安障害の方に特有の思考パターンについて非常に詳しく解説されており、またこのブログにあるような不安についてのチェック表が数多く掲載されています。
さらに認知療法による不安障害の治療についても、単に認知の仕方を修正する方法だけなく、不安障害の治療に有効な複数の認知療法について詳しく掲載されています。
不安障害の治療についてこれだけ多くの情報が掲載されていながら2,200円というのは良心的な価格だと思います。
「不安な心の癒し方-あなたの悩みを解消する7つの認知療法」は全般性不安障害をはじめとした不安障害に苦しんでおられる方、特に抗不安薬・抗うつ薬などの薬による治療では効果の思わしくなかった方にお勧めの一冊です。
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