認知療法の本で自分の不安障害の症状を自己分析した結果、不安なことが永遠に続くと想像して恐怖を感じることが強い不安を引き起こしていることが分かりました。
不安障害の症状を引き起こす不安なことが永遠に続く恐怖:
最近自分の不安障害の症状(失禁恐怖症・社会不安障害・ダイエットへの不安など)について気づいたことがあります。
それは強い不安に駆られるとき、その不安な状況が永遠に続くと想像して恐怖を感じているということです。
例えば「人前で失禁してしまうかもしれない」という失禁恐怖症・社会不安障害的な不安を感じたときの私は「この不安を一生感じ続けなければならない、一体どうやって対処していけばいいのだろう」と想像し、余計に不安になってしまっているのです。
また少し食べ過ぎてしまっときも、肥満になってしまう強い不安に駆られました。
たった一度少し食べ過ぎただけですぐに肥満になるわけがありません。
そのときの私はこのまま食べ過ぎることが永遠に続いて肥満になってしまうことに恐怖を感じ、そのため強い不安に駆られたのでした。
「不安な心の癒し方-あなたの悩みを解消する7つの認知療法*」「オプティミストはなぜ成功するか**」などの認知療法の本によれば不安障害、特に全般性不安障害の人には、不安を感じる悪いことがこの先も永遠に続くと想像するネガティブ思考の傾向があるそうです。
*関連不安障害・認知療法ブログ:
不安な心の癒し方-全般性不安障害・不安障害の認知療法
**関連不安障害・認知療法ブログ:
オプティミストはなぜ成功するか-ネガティブ思考の改善に
その場限りであればそれほど不安になることはない、あるいは時間が経てばやがて不安が解消するようなことでも、その不安な状況が永遠に続くと想像すれば、どんな些細なことでも強い持続的な不安を引き起こしかねません。
「不安な心の癒し方-あなたの悩みを解消する7つの認知療法」「オプティミストはなぜ成功するか」などの認知療法の本では、不安障害の人はまず自分自身のそのような不安を助長するような想像をする思考パターンに気づき、その「不安な状況が永遠に続く」との信念(自動思考あるはいスキーマ)を変えていく必要があることが示唆されています。
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