母親の自殺への不安-ドラマ「コード・ブルー」によるパニック発作の自己分析・治療 目次:
自己分析の素材とした、テレビドラマで生じた症状
テレビドラマから生じたパニック発作の自由連想法による自己分析・自己治療の記録
テレビドラマから生じたパニック発作の自由連想法による自己分析・自己治療からの洞察
・母親の自殺への不安
自己分析後の症状の経過
自己分析の素材とした、テレビドラマで生じた症状:
フジテレビのドラマ『コードブルー ドクターヘリ緊急救命 新春スペシャル』を見ていたときに生じた、めまい・動悸を伴うパニック発作に近い激しい情動(@_@;)
テレビドラマから生じた情動の自由連想法による自己分析・自己治療の記録:
何でこんなに急に気分が悪くなったのだろう?
今までコードブルーの本編や他の緊急救命ドラマ、それに今回のコードブルーのストーリーのヒントになっていると思われるJR福知山線の列車脱線事故の救命活動のドキュメンタリーを見たときも、多少の情動(恐怖心)は感じても、パニック発作に近いような激しい情動までは生じなかった
確か戸田恵梨香が列車から落ちたときに、急に情動が強くなったような気がする
ただそれより少し前に浅利陽介が被害者の男性に「絶対に生きて帰ってお母親さんとまた話をしましょうね」というようなことを言ったときにも情動を感じた
もっともその情動は「感動」と呼べるようなものだった
感動が一転、恐怖心に
不意にその被害者の母親の息子を心配する様子から(私の)母親の、正確には祖母から聞かされた母親の様子を思い出す
「子供たちに心配を掛けたくない」と言いながら、どんどん物を捨ててしまう
まるでいつ死んでも良いように身の回りの品を整理しているかのようだと…
その話を聞いて母親が自殺を考えているのではないかと思った
もし肺がんが再発したら? あるいは認知症にような病気に罹ってしまったら? 母親は私や弟に面倒をかけないために自殺してしてしまうのではないか?
そんな不安が今でも消えずに心の片隅に残っている…
テレビドラマから生じた情動の自由連想法による自己分析・自己治療からの洞察:
母親の自殺への不安
ドラマ『コードブルー ドクターヘリ緊急救命 新春スペシャル』のストーリーから生じた、パニック発作のような強い情動の自己分析・自己治療から、ドラマの母親の息子を心配する様子が、祖母から聞かされた母親の自殺を暗示する行動を想起させ、その母親の自殺への不安(予期不安)がパニック発作のような強い情動を引き起こした可能性が示唆されました。
溺愛と呼べるような母親の心配性は、たびたび度を越えていると感じることがあり、そのため母親が上述のような理由で自殺してしまうような気がしてなりません。
自己分析後の症状の経過:
自己分析後はパニック発作様の症状は治まり、わりとすんなり眠りにつくことができましたが、夜中から早朝にかけて何度も中途覚醒を繰り返し、またそのたびに悪夢のような夢を見ました。
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翌日は目覚めも悪く悪夢の影響もあってか気分が落ち込み、漠然とした不安や焦燥感など、うつ病に典型的な症状や鼻づまりによる嘔吐恐怖などの症状が見られました。
おそらく抑うつ状態になったものと思われます。
もっとも、それでも食欲もあり通常の食事ができたのですから、ずいぶんと精神的にタフになったものです。
前日のパニック発作様の症状にしても、以前でしたらパニック発作の再発への予期不安がどんどん強まり、入眠障害を伴うもっと重症の睡眠障害に陥ったり自殺衝動に駆られていたに違いありません。
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P.S. その後夜になってからパニック発作の原因に関する先の自己洞察とはまったく別の解釈が想起されました。
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