「不安な心の癒し方-あなたの悩みを解消する7つの認知療法」という本の「不安に関する質問表」で不安の強さをチェックしてみたところ全般性不安障害に近いテスト結果となりました(@_@;)
不安の強さをチェックする不安に関する質問表:
失禁恐怖症・社会不安障害という不安障害を克服(自己治療)するために「不安な心の癒し方-あなたの悩みを解消する7つの認知療法*」という認知療法の本を読んでいますと、不安に関する質問表という不安の強さを測定するチェック表が載っていました。
自分の不安の強さをチェック・自己分析するために、さっそく不安に関する質問表に答えてみました。
*不安障害・全般性不安障害・認知療法関連ブログ:
不安な心の癒し方-全般性不安障害・不安障害の認知療法
不安に関する質問表の実施:
それをするには時間が足りないという場合でも心配しない(R) 1
不安に押し潰されそうになる 4
物事をあまり心配しない方(R) 1
様々な状況が不安の原因になる 4
不安になってはいけないと分かっていても、どうしても不安になる 5
プレッシャーを感じると非常に不安になる 4
いつも何かを心配している 4
不安なことを考えないようにするのは簡単(R) 1
仕事を一つ終えた途端、次にすべきあらゆることが心配になる 2
何に対しても不安を感じない(R) 1
気がかりでも何も打つ手がない場合、それ以上心配しない(R) 4
昔から心配性だった 4
ふと気がつくと何か不安を感じている 3
いったん不安になると止まらない 4
四六時中、不安を感じている 3
片付くまでは、その仕事のことが不安 4
不安に関する質問表の実施結果:
全般性不安障害ほど慢性的に不安を抱えているわけではないと知ってちょっと安心
回答は5段階評価で(R)の項目はリバース・スコアなので点数を逆に数えます。
私の場合、合計点数は63点でした。
「不安に関する質問表」に答えている最中、どの項目も高得点ばかりなので筋金入りの不安障害に違いないと内心不安を感じていましたが「不安に関する質問表」の評価によると65点以上が慢性的に不安を抱えている人となるそうです。
「慢性的に不安を抱えている人」に該当する人は常にあらゆることに不安を感じているでしょうから、おそらく全般性不安障害(GAD)の診断基準を満たす可能性が高いと思われます。
「不安に関する質問表」のテストの結果、全般性不安障害の人ほど慢性的に不安を抱えているわけではないと知ってちょっと安心しました。
不安な心の癒し方-あなたの悩みを解消する7つの認知療法@通販
「不安な心の癒し方-あなたの悩みを解消する7つの認知療法」は不安障害、特に全般性不安障害と呼ばれる慢性的な不安症状を特徴とする精神疾患(心の病)の認知療法による治療に特化した本です。
そのため全般性不安障害や他の不安障害(パニック障害・恐怖症・PTSD(心的外傷後ストレス障害)・社会不安障害など)の症状や全般性不安障害・不安障害の方に特有の思考パターンについて非常に詳しく解説されており、またこのブログにあるような不安についてのチェック表が数多く掲載されています。
さらに認知療法による不安障害の治療についても、単に認知の仕方を修正する方法だけなく、不安障害の治療に有効な複数の認知療法について詳しく掲載されています。
不安障害の治療についてこれだけ多くの情報が掲載されていながら2,200円というのは良心的な価格だと思います。
「不安な心の癒し方-あなたの悩みを解消する7つの認知療法」は全般性不安障害をはじめとした不安障害に苦しんでおられる方、特に抗不安薬・抗うつ薬などの薬による治療では効果の思わしくなかった方にお勧めの一冊です。
全般性不安障害(GAD)の診断基準(チェック方法)・症状・治療・克服・原因 解説本
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「不安に関する質問表」に続いて、同じく「不安な心の癒し方-あなたの悩みを解消する7つの認知療法」に掲載されている、人生のどの分野に不安を感じているのかを調べる「不安の分野に関する質問表」にトライしてみました。
全般性不安障害・不安障害関連ブログ:
不安の分野に関する質問表-全般性不安障害チェック