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自己暗示によるリラックス法でPTSD様の失禁恐怖症に対処 目次:

意識を逸らそうとしてもPTSD様のフラッシュバックの恐怖は治まらず…
自己暗示によるリラックス法でPTSD様の失禁恐怖症に対処
本格的に自己暗示によるリラックス法を実践

意識を逸らそうとしてもPTSD様のフラッシュバックの恐怖は治まらず…

PTSD様のフラッシュバックに…失禁恐怖症のトラウマ体験にも書きましたようにCTスキャン中に失禁恐怖に襲われた体験がPTSDのフラッシュバックのように再体験されたため、その恐怖への対処を迫られました。
そこでまずは意識を膀胱が痙攣して今にも失禁しそうな恐怖から逸らそうと、マッサージやストレッチなどを行ってみました。
しかしそれでも膀胱の辺りの痙攣は続き失禁恐怖から逃れることは出来ませんでした…
そこでウィキペディアのPTSDの項目でPTSDの治療に一番効果的な心理療法と書かれていたナラティブセラピーを試そうと思ったのですが…失禁恐怖が強すぎるためか、その精神的余裕がありません…

自己暗示によるリラックス法でPTSD様の失禁恐怖症に対処:

そのとき咄嗟に自己暗示をかけてリラックスさせることを思いつきました。そこで失禁恐怖に駆られながら次のようなことを行いました。
まず布団の上に仰向けに寝て体をリラックスさせました。次に失禁恐怖症の症状(失禁恐怖・動悸・手の平の発汗など)を自覚しました。そしてそれぞれの症状に対して自己暗示をかけリラックスできるように試みました。例えば次のような自己暗示をかけました。
「おしっこが漏れそうになってもリラックスしていられる」
「動悸がしてもリラックスしていられる」
「手の平に汗をかいてもリラックスしていられる」
このような自己暗示によるリラックス法を30分以上行っていると、やがて膀胱の感覚が失禁恐怖とは呼べないほど穏やかなものになり、それにしたがい不安感も減っていきました☆

本格的に自己暗示によるリラックス法を実践:

こうして自己暗示によるリラックス法が失禁恐怖症に対して一定の効果が見込めることを実感したため、より本格的に自己暗示によるリラックス法を実践すべく翌日参考書を探しに本屋へ出かけました。
本屋のリラックス法の棚で一冊の本が目に止まりました。『自律訓練法―不安と痛みの自己コントロール』という本です。
PTSD様の膀胱の痙攣のフラッシュバックをすぐに止めることは無理としても、失禁恐怖症に伴う不安感を取り除くことは今の私にとってとても有益なことのように思えました。
そこでさっそく「自律訓練法―不安と痛みの自己コントロール」を購入しその本のリラックス法を試してみました。
そして「自律訓練法―不安と痛みの自己コントロール」で紹介されている様々な自己暗示によるリラックス法を続けることで、ときおり不意に襲ってくるPTSD様のフラッシュバックの恐怖に対しても何とか対処することが出来ました。
自律訓練法-不安と痛みの自己コントロール@通販
私見ですがこの本で紹介されている自己暗示によるリラックスや痛み・不安のコントロール法はシュルツの考案した自律訓練法とは異なると思います。
したがってリラックスや自己コントロールのトレーニングにはなりますが、自律訓練法のトレーニングにはならない点はご注意ください。
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なお自己暗示によるリラックス法はPTSD様のフラッシュバックの恐怖に対処するためにはとても有効でしたが、PTSD様のフラッシュバックの発生を抑えることは出来ず、したがって失禁恐怖症の治癒には至りませんでした。
そこで失禁恐怖症の治療(自己治療)のために、失禁恐怖症に限らず他の恐怖症や不安障害の治療に効果が高いとされる行動療法を試すため再度本屋に足を運び行動療法の入門書を購入し、行動療法による失禁恐怖症の症状の自己治療を始めました。
関連治療ブログ:行動療法(系統的脱感作法)でPTSD様の失禁恐怖症に対処

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