自己中心的ゆえの共感能力の欠如〜『父の逸脱』との共通点その2
『父の逸脱―ピアノレッスンという拷問』の著者のラファエルさんの父親と、私の母の共通点として、自分の身に起こることを過大視し、子どものそれを軽視する自己中心性の病理が、子どもの気持ちへの共感能力の欠如を生み出している可能性を分析しました。
『父の逸脱―ピアノレッスンという拷問』の著者のラファエルさんの父親と、私の母の共通点として、自分の身に起こることを過大視し、子どものそれを軽視する自己中心性の病理が、子どもの気持ちへの共感能力の欠如を生み出している可能性を分析しました。
『父の逸脱―ピアノレッスンという拷問』の著者のセリーヌ・ラファエルさんが教師から「この子には才能がある」と言われたことは私にも似たような経験があるため、その点を手掛かりに虐待レベルの厳しい躾を生む親の自己愛的な心理を考察しました。
自己分析のきっかけとなった本の文章: 最近出版されたうつ病治療のガイド本『うつ病の心理』で繰り返し指摘されている、メランコリー親和型性格の「自己対象欲求充足の見返りを無意識に期待して行われる献身的な行為」。 本による自己分析・自己治療からの洞察: メランコリー親和型性格とはこのブログで用いられている抑うつ性パーソナリティとほぼ同義の性格タイプを指しますが、上述の『うつ病の心理』のメランコリー親和型 […]
ゲシュタルト療法によるインナーチャイルドの癒し・治療のテーマとした症状: 恐怖症の「めまい」は自己コントロールを失う恐怖-自由連想法による自己分析・治療201回で洞察された、めまいを伴う恐怖症的症状、および恐怖症的症状の背後にある母子関係のトラウマ(心的外傷体験)へのインナーチャイルドの傷つき ゲシュタルト療法によるインナーチャイルドの癒し・自己治療: インナーチャイルド(以下I)「振り回されるん […]
自己分析・自己治療のきっかけとなった本の文章: 「情動体験(感情を伴う体験)が重要な他者との心理的絆の維持にとってあまりに危険かつ破壊的であると繰り返し扱われてきたため、感情を伴う体験が拒絶あるいは解離されてしまっている…ひどく自己批判的で、自分自身を心理的に異常だと確信している」(間主観的アプローチ臨床入門 P.107 一部改変) 自由連想法による自己分析・自己治療: 即座に過去のナラティブセラ […]
自由連想法による自己分析・自己治療のテーマとした症状: サイゼリアでの騒々しさに感じた、パニックになり外へ飛び出しまいたくなるような恐怖の感覚 自由連想法による自己分析・自己治療: 騒々しさに耐えられない 耐えられなくて外へ飛び出したい衝動に駆られる 昨日、自己分析した閉所恐怖症?(閉所恐怖症は殺される悪夢のトラウマ(心的外傷)の恐怖-自由連想法による自己分析・治療186回) いや閉所というほど狭 […]
自己分析のテーマとした症状: いろいろ対人恐怖症(特に女性恐怖症*)に対する自己洞察があったにもかかわらず未だに感じる、見ず知らずの女性から圧迫感を受けるような恐怖。 *私の女性恐怖症の症状は、主に見ず知らずの女性に対してのものであり、たとえば顔見知りの女性と視線を合わせて会話することなどは普通にできます。 自由連想法による自己分析: (女性からの圧迫感を意識的に感じる) 当たり前だが、その女性は […]
自己分析を行う前の症状: 怒りの抑圧と迫害空想 スターバックスでいきなりパソコンが強制終了。隣の白人男性がコンセントを抜いたらしい。一言も謝らないことに怒りを覚える。しかし何も言えない… そのうち迫害的な空想が次々と浮かんでくる… 自由連想法による自己分析(重要な連想のみ): 反射的に怒りを向けられるような気がする 言葉だけじゃなくて同時に叩かれるような気がする、ワンセットで 反射的だから身構える […]
自己分析のテーマとした空想: 嘔吐恐怖症で食費を節約-自由連想法による自己分析137回で洞察された、母親の目には「血も涙もない悪魔か、あるいは頭のおかしい子供のように見えたのではないか?」との無意識の空想 自由連想法による自己分析の内容(重要な連想のみ): そういえば地獄の特訓にも一人だけ行かされた 私は人から「あまりに異常な性格のため、矯正か洗脳でしか直せない」ように思われているのではないか? […]
自由連想法による自己分析の内容(重要な連想のみ): 「大きくになってもパパのような大人にだけはなっちゃ駄目よ」 子供の頃、母親と祖母から繰り返し聞かされてきた言葉 私も父親のことが大嫌い 共通の敵 父親が腎不全悪化で入院したときの母親の安堵 「いなくなってホッとした」 確かに子供の頃から、父親がいるといないとでは家庭の雰囲気が違っていた そもそも毎日マージャンに明け暮れ、家にほとんどいなかった 家 […]