何もしないことの心地良さを味わう~自己愛的な躁的防衛の自己分析
普段は自己愛的な人の特徴として、何かしていないとイライラすることが多いのですが、今回風邪で寝込むことで、何もしなことがとても心地良いという感覚を味わうことができたのは収穫でした。
普段は自己愛的な人の特徴として、何かしていないとイライラすることが多いのですが、今回風邪で寝込むことで、何もしなことがとても心地良いという感覚を味わうことができたのは収穫でした。
失錯行為に己の人生を垣間みる: フロイトの『精神分析入門』を読んでいた時のことです。私には本を読む時、重要な部分にアンダーラインを引いたり、気づいたことを書き留める癖があります。この時も、ある気づきがあって「成功」と書こうとしたのですが、なぜか「成行」と書き損じてしまいました。いわゆる失錯行為です。 その瞬間、「あぁ~」と心の中でタメ息が漏れました…「成行」から「成り行き」という言葉が […]
テレビ番組での、同性婚の人の話から偶然、自分が実は無自覚に結婚というものは一人が夫の役割を、もう一人が妻の役割を担うことを前提とした制度であると考えていたことを知り、少なからずショックを受けました...
15年間、専門書ばかりを読んできたため、その癖で久しぶりに読んだ小説を、まるで役者が台本を読むかのように、文章すべてを一つ一つできるだけリアルに想像しながら読み進めている自分に気づきました。
これまで何年にもわたって女性恐怖症の一因である自意識過剰的な心理が生じる理由を探るべく自己分析を行ってきましたが、実はその自意識過剰的な心理の生成には「環境的な要因」も非常に大きいことを知りました。
不特定多数の人の中に居る時に感じる「自分だけが見られている」という感覚について、少し自己洞察がありました。
久し振りにテレビを真剣に見た体験から、ふだん自分がいかに自ら常に忙しく何かをするように急き立ててイライラし、気の休まる暇もなかったことが洞察できました。
ある絵画展を見たことをきっかけに、子どもの頃の奇妙な空想への理解が進みました。
大晦日でも仕事モードな自分を分析してみると、自己愛的な空虚感を感じることを避けるための焦燥感ゆえだと分かりました。
かつて400回近く集中して自己分析しても一度も思い出されることのなかった出来事を不意に思い出し、それが自己理解へと繋がりました。