自己中心的ゆえの共感能力の欠如〜『父の逸脱』との共通点その2
『父の逸脱―ピアノレッスンという拷問』の著者のラファエルさんの父親と、私の母の共通点として、自分の身に起こることを過大視し、子どものそれを軽視する自己中心性の病理が、子どもの気持ちへの共感能力の欠如を生み出している可能性を分析しました。
『父の逸脱―ピアノレッスンという拷問』の著者のラファエルさんの父親と、私の母の共通点として、自分の身に起こることを過大視し、子どものそれを軽視する自己中心性の病理が、子どもの気持ちへの共感能力の欠如を生み出している可能性を分析しました。
『父の逸脱―ピアノレッスンという拷問』の著者のセリーヌ・ラファエルさんが教師から「この子には才能がある」と言われたことは私にも似たような経験があるため、その点を手掛かりに虐待レベルの厳しい躾を生む親の自己愛的な心理を考察しました。
参加したあるイベント会場が、思いを同じくする人ばかりがったため、その環境に安心しきって持ち前の自己愛的な誇大感を噴出させ、その場に居ない人々のことを蔑むような発言を繰り返してしまいました。ですからもっとアウェアネス(自己観察力)を働かせねばと痛感しました。
普段は自己愛的な人の特徴として、何かしていないとイライラすることが多いのですが、今回風邪で寝込むことで、何もしなことがとても心地良いという感覚を味わうことができたのは収穫でした。
大晦日でも仕事モードな自分を分析してみると、自己愛的な空虚感を感じることを避けるための焦燥感ゆえだと分かりました。
自己愛的な人は冷静に自己分析しているつもりでも、理想が高いがゆえについ厳しい自己分析となってしまい、そのことが自尊心の低下や苛立ちを招いてしまうようです。
小学生の頃から夏休みの宿題はギリギリになるまで始めない性格でしたが、自己分析の結果その習慣が大人になった今でも対して変わっていないことに気づかされました(T_T)
自己愛障害の人は自己価値に非常に強いこだわりがあるため、ほとんどあらゆることを自分の価値に結び付けて考えてしまう傾向があり、そのことが様々な生きづらさの原因の一つとなっています。
自己分析により、自己愛障害の方には「面倒臭いことは嫌、でもそういう風に思っている人間とは思われたくない」との無意識の心理が働いている可能性が示唆されました。
夢分析により自己愛性パーソナリティ障害をはじめとした自己愛障害の誇大妄想的な思考パターンは理想化+強迫観念によるものである可能性が示唆されました。