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人は自分が辛い時でも他人を思いやることができる@夢分析

こだわりを理解してくれる@夢日記の夢の夢分析です。

夢分析:

自分が病気でも他人のことを気遣うことが出来る人

この夢はこの日の朝に見た親友Tの夢@夢日記の夢の夢分析(他人に感謝する気持ちの余裕を持てない自己愛障害の人@夢分析)へのアンチテーゼのようです。
なぜなら自分の辛さに圧倒されて他人への気遣いの余裕などない人とはまるで正反対の人が夢に現れてきたためです。

人は自分が辛い時でも他人を思いやることができる

以前に自己心理学という精神分析理論の創始者ハインツ・コフートの著書で「人は病気になれば自己中心的(=自己愛的)になるのは極めて自然なことで、むしろそのような状態の時でも他人への配慮を怠らないのなら、その人の中で何か心理的に好ましくないことが起きているに違いない」旨のことを読んだ記憶があります。
当時は全くそのとおりだと思いましたが、この夢を見てから考えが変わりました。
なぜなら夢の中の病気の女性の態度は実に自然で、私の話を一生懸命に理解してくれようとしている様子に強迫的な雰囲気などの病理性は感じられなかったためです。
ですからコフートの言葉の私なりの理解は次のようになります。
「人は病気なると、その辛さから自己中心的(自己愛的)になり、その結果、他人を思いやることが難しくなる。しかし同時にそのように辛い状態でも、人はそれでも他人を思いやることができる力を兼ね備えている。」
そのような状態のとき、その人の中には何かとても尊いものが流れているように私には思えます。

自分が辛い時でも他人を思いやることができなければならない訳ではない

ただこのように書きますと、自分が辛い時でも他人を思いやることができることは素晴らしいことで「そうなrなければならない」という印象を持たれた方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことありません。
もし本当は他人を思いやる余裕など全くない状態にも関わらず「そのような状態のときでも他人を思いやることができなければならない」と考えるなら、それは一種の強迫思考であり健全な心とは言えないように思えます。
自分が辛い時でも他人を思いやることができるならそれは素晴らしいこと、しかしたとえそれが叶わなかったとしても、それはコフートが言うように人間として致し方ないことであり当然許されることだと思います。


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