- 2015年4月28日
- 2021年11月23日
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自己愛的な人が誇大モードにあるときには恥の感覚が希薄になる@自己愛講座10
ふだんは他人からの肯定的な反応によって自尊心を維持しているために人目を非常に気にする自己愛的な性格構造の人も、ひとたび誇大モードになると恥の感覚が希薄になるため、たちまち傍若無人な態度に豹変すると考えられます。
ふだんは他人からの肯定的な反応によって自尊心を維持しているために人目を非常に気にする自己愛的な性格構造の人も、ひとたび誇大モードになると恥の感覚が希薄になるため、たちまち傍若無人な態度に豹変すると考えられます。
以前にカウンセリングのFBページに、精神分析の「臨床におけるナルシシズム」の教本としてトルストイの「アンナ・カレーニナ」が挙げられているため購入した旨のことを書いたことがありましたが、その本の中では主人公のアンナはヴロンスキーと共にナルシシズムの極みとして散々な評価を受けていまし […]
自己愛的な人が他人から認めて欲しいのは、現実のではなく頭で思い描く「理想的な自分の姿」であり、その要求水準の高さが「他人の無理解」という不満を生み出していると考えられます。
ドラマで「意識高い系」の意味を知る 今晩からスタートするNHKBSプレミアムのドラマ「その男、意識高い系。」 「意識高い系」という言葉は聞いたことがありましたが、まさか口先ばかりで実力が伴わない人のことを指す言葉だとは知りませんでした。 このような人の印象は常識的にはむしろ「意識 […]
自己愛的な人が多用する「理想化-価値下げ」の防衛機制が、自己愛的な様々な症状を生み出すと考えられます。
19世紀の価値観や社会構造の変化により「自己の価値」という自己愛的な悩みが生じ始めた 今回の自己愛講座は、人々や社会の間に自己愛的な心理が誕生した歴史的経緯についてです。 先日紹介しました「パーソナリティ障害の診断と治療」の「自己愛性パーソナリティ」の章に次のような一文があります […]
罪に意識が希薄で、責任逃れに終始する日本人の姿 最初に東京新聞の次のウェブページをご覧いただけますでしょうか。川内再稼働 知事が同意 避難・設備・火山 不安残し 昨晩、Facebookの個人ページで、この記事に対して以下のようにコメントしました。 本文より:伊藤知事は規制委のこと […]
前回の自己愛講座5について、少し補足させていただきます。 エーリッヒ・フロムの考える「愛」とは? 前回引用したエーリッヒ・フロムの「愛するということ」には、現代人の愛に関する3つの誤解が書かれていますが、その一つに「愛の問題とは、いかに人から愛されるか」ということ。つまり愛するこ […]
予定されていた内容と異なりますが自己愛講座5を投稿させていただきます。 対象愛を達成するためには自己愛の状態を通過する必要がある 少し前に放送されたNHKEテレ「100分de名著」エーリッヒ・フロム「愛するということ」の第3回「生身の人間とつきあう」を見ていると次のような話が出て […]
自己愛的な人は思い込みが激しくなりがち… 今朝のテレビの占いでたまたま次のようなアドバイスを目にしました。 思い込みで発言しトラブルに…余計なことは言わないで! 思い込みとは、自分の考えや物事の受け止め方が正しいと信じて疑わなかったのに実はそうではなかった […]