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教育心理学

  • 2022年4月5日
  • 2022年4月9日
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支援のための臨床的アタッチメント論:「安心感のケア」に向けて

要約:工藤晋平著『支援のための臨床的アタッチメント論:「安心感のケア」に向けて』は、アタッチメント論の理解のみならず、流派に関わらず自身の臨床実践により深みをもたらす実用書に思えました。 今回ご紹介する書籍は工藤晋平著『支援のための臨床的アタッチメント論:「安心感のケア」に向けて […]

  • 2022年1月24日
  • 2022年3月21日
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必要な助言を拒むスクールカウンセラーの根本的な要因は、心理職全体のクライエント中心療法偏重の風潮

要約:引用記事で批判されている、スクールカウンセラーである臨床心理士の助言への非常に強い抵抗。問題のベースにはカウンセリング業界全体のクライエント中心療法偏重の風潮と、個々のカウンセラーのその流れへの追従とがあると考えられる。 クライアントから要請されている助言を拒むスクールカウ […]

  • 2021年12月30日
  • 2022年1月3日
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すみっコぐらしのキャラクター設定

論旨:学童保育の仕事を通じてその存在を知った「すみっコぐらし」のキャラクター設定について、心理カウンセラーとして個人的に感じた社会的な効用をまとめてみました。 学童保育の仕事で初めて「すみっコぐらし」の存在を知る すみっコぐらし。ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、イラストレータ […]

  • 2021年8月16日
  • 2021年8月17日
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スクールカーストにおけるコミュニケーション能力の基準は、一般社会と著しく異なる-自己愛講座50

要約:スクールカーストが形成される学校では「コミュニケーション能力」という概念が、一般社会とはかなり異なる意味合いで使われていると考えられる。その点を「自己主張」「共感」「リーダーシップ」という観点から考察。 スクールカーストを決定づけるとされる「コミュニケーション能力」の解釈の […]

  • 2020年4月6日
  • 2021年4月14日
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モデリング~指図ではなく「自然に影響を与える」という形の子育てや教育の方法

前回「急激な状況変化への対応に役立つ、リフレーミングなど、いくつかの方法」の中で、今回の新型コロナウイルスの蔓延のような危機的状況に対しては、状況の急激な変化に合わせて考え方を柔軟に変化せることのメリットを紹介しました。 今回は同じくウイルスの影響により、自宅で家族と過ごす時間が […]

  • 2019年10月26日
  • 2021年10月22日
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スクールカーストの心理的要因~生徒、教師ともに自己愛的な性格構造の人が過半数を占めるような学校で形成・維持される

要約:スクールカーストと呼ばれる学校内で発生する序列関係の要因を、心理職での経験や私自身の学生時代との比較などによって考察し、そこに自己愛的な心理を想定。 また『教室内カースト』の実態調査からは、生徒のみならず教師もカーストの生成・維持に深く関与していることが推察できる。 私説: […]

  • 2018年9月29日
  • 2021年4月14日
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「誰もが同じことをするのが平等」との信念が、厳密な校則や部活動の強制などのブラック校則を生み出す

最初に、今回の記事は心理に関する専門的な内容というよりも、私自身が子供の頃より学校に対して抱いていた疑問や、その後知り得た学校教育の様々な実情について、腑に落ちる出来事に遭遇したというものです。 ですから、いつも以上に推測に頼る部分が多くなっていることをお断り致します。 教育現場 […]

  • 2016年10月30日
  • 2018年8月17日
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いじめの背後に働く羨望の存在~自己愛講座30

いじめの多くは、自己愛的な心理がもたらす相手の些細な態度への傷つきと、羨望による惨めさや無価値感を感じさせられたことへの怒りから生じるものと考えられます。またその際に相手の心に悪意を見てとるため「いじめられて当然。自業自得」との考えを生じさせるのではないかと考えられます。