- 2016年4月22日
- 2021年11月26日
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アドラー心理学お勧めの入門書~岸見一郎著『アドラー心理学入門』『アドラーを読む』
アドラー心理学の入門書として、岸見一郎さんの『アドラー心理学入門-よりよい人間関係のために』『アドラーを読む-共同体感覚の諸相』の2冊をお勧め致します。
アドラー心理学の入門書として、岸見一郎さんの『アドラー心理学入門-よりよい人間関係のために』『アドラーを読む-共同体感覚の諸相』の2冊をお勧め致します。
非言語の世界で生きる赤ちゃんの心の言語化を試みた発達心理学者のダニエル・スターンの「もし、赤ちゃんが日記を書いたら」は、子育て中のお母さん・お父さんや、無様式知覚に関心のある芸術家の方にも役立つ本だと思われます。
分裂病質(スキゾイド・シゾイドパーソナリティ)の現象学的理解の古典的名著 R.D.レインの「ひき裂かれた自己」、今ちょうど読んでいる本です。 内容の大半は分裂病よりも分裂病質*についての記述で、この分裂病質の現象学的理解(症状の具体的な記述)の古典的名著と言われています。 *分裂 […]
ナンシー・マックウィリアムズ著『パーソナリティ障害の診断と治療』 今回のお勧め本です。 病態水準ごとの診断と治療について書かれた本 タイトルからはパーソナリティ障害の診断と治療に特化した本のような印象を与えると思いますが、実際の内容は神経症水準・パーソナリティ障害(著書では「ボー […]
こころの治療薬ハンドブック。精神科や心療内科で処方され正式には向精神薬と呼ばれる、中枢神経系に作用し、生物の精神活動に何らかの影響を与える薬物についてまとめられた本です。具体的には期待される効果の他に、作用機序、半減期(服用してから薬の血中濃度が半分になるまでの時間)、副作用、症 […]
二人の「カウンセリングの神様」 カール・ロジャーズはよく「カウンセリングの神様」と称されますが、ミルトン・エリクソンも同様の評価を得ている心理療法家です。ただし同じ神様でも両者のスタイルはまったく異なります。 ロジャーズがエビデンスを重視し「必要な3条件」などをはじめとしてカウン […]
人によってロジャーズの理論の解釈がまちまち… 先日、心理学のお勧め本として投稿しました「セラピストとクライエント-フロイト、ロジャーズ、ギル、コフートの統合」にはタイトルにもありますとおりC・ロジャーズの技法(クライエント中心療法)の話が出てきます。またこの他にも「カ […]
「オプティミストはなぜ成功するか」はネガティブ思考がいかに人生に悪影響を及ぼすかについての実証的なデータが提示され、また論理療法を使ったネガティブ思考の改善方法が述べられている本です。ネガティブ思考の改善を望まれている方にお勧め致します。
「うつと不安の認知療法自習帳」は100ページちょっとの薄い本ですが、不安や(うつ病も含めた)うつ状態で苦しんでいる人が認知療法という心理療法(カウンセリング)を用いて不安・うつ状態を克服するための方法が非常に分かりやすく述べられています。そのためか「うつと不安の認知療法自習帳」は心理療法(カウンセリング)の本としては異例の10万部を超えるベストセラーとなっているようです☆
自己愛性人格障害の二つの面 「自己愛性人格障害の定義」でも触れましたように、自己愛性人格(障害)の人々の中には表向き誇大的・尊大な態度が目につく方と、抑うつ的な傾向が目立つ方とがいらっしゃいます。 自己愛性人格障害の誇大的・尊大な一面については、これまで多くの心理療法家・研究者に […]