- 2018年4月3日
- 2021年4月17日
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自己愛的な人が抑うつモードの時は、不安や寂しさに圧倒され非常に強い対人依存が生じることがある〜自己愛講座38
自己愛的な人には、誇大モードにある時に見せるナルシスティックな姿とは別に、抑うつモードに陥った時には、時に愛着に近いような非常に強い対人依存が生じると考えられ、その点を発生要因も含めて考察しています。
自己愛的な人には、誇大モードにある時に見せるナルシスティックな姿とは別に、抑うつモードに陥った時には、時に愛着に近いような非常に強い対人依存が生じると考えられ、その点を発生要因も含めて考察しています。
自己愛的な人に対する「冷酷」「ロボットのように無表情で何を考えているのか分からない」という一般的な印象は、あくまで理想自己に同一化した誇大モードにある時の態度が生み出すものと考えられます。
サイコパス(反社会性パーソナリティ)と自己愛性パーソナリティの共通点と相違点についての考察。しかし実際は両パーソナリティの特徴を併せ持っているケースが多いため、その区別は容易ではないと言われています。
境界性パーソナリティの人が引き起こす不思議な現象として知られる、理由が定かではない人間関係の対立構造を、ドラマ『きみが心に棲みついた』や、私自身の実体験を例に考察しました。
ドラマ『きみが心に棲みついた』の主人公に、特に星名と吉崎に対して一貫性を著しく欠いた言動が生じている要因を、境界性パーソナリティと自己愛性パーソナリティの対人依存の特徴の違いに言及しつつ考察しました。
ドラマ『きみが心に棲みついた』の主人公の心理を例に、境界性パーソナリティの「見捨てられ不安」の心理に対する自我心理学と自己心理学の解釈を紹介するとともに、自己愛性パーソナリティの同じような心理とも比較しました。
ドラマ『きみが心に棲みついた』の主人公の心理を例に、スプリッティングがもたらす深刻な作用として、衝動的な行動や絶対服従的な態度について考察しました。
TBSで放送中の『きみが心に棲みついた』は境界性パーソナリティの心理を非常に巧みに描いたドラマのように思えます。今回は境界性パーソナリティの顕著な特徴の1つと考えられる「スプリッティング」の働きを元に、吉岡里帆さん演じる主人公の行為を分析してみました。
DVの加害者の特徴して示される所有欲や特権意識、被害者意識などの強さは「典型的な心理」ではあっても実情は様々。しかしその個別的な事柄を不特定多数の方がご覧になる番組や記事などで伝えることは非常に困難という事情があります。
「君たちはどう生きるか」のようなブームを、心理系のワークショップの講師の理想化とともに、他者を完璧な存在として理想化する形で繰り返されていることの典型例として考察しました。