- 2016年12月13日
- 2021年11月24日
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愛情と性欲との結びつきは19世紀に生まれた「そうあるべき」との理念に過ぎない
上野千鶴子著『〈おんな〉の思想』の、フーコーの「性の歴史1 知への意志」の章を元に、性行為を夫婦の営みとして当然視し、性欲を愛情と結びつける信念は、19世紀に生まれた国家の人口コントロールのための手段であること、およびそれが人間としての本能のように誤解されてしまっている現状を考察しました。
上野千鶴子著『〈おんな〉の思想』の、フーコーの「性の歴史1 知への意志」の章を元に、性行為を夫婦の営みとして当然視し、性欲を愛情と結びつける信念は、19世紀に生まれた国家の人口コントロールのための手段であること、およびそれが人間としての本能のように誤解されてしまっている現状を考察しました。