- 2008年11月8日
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心理療法の治療効果への理想化の防衛機制と不安心理
自己分析の体験から、特定の心理療法の効果を高く評価する心理は不確実性への不安心理から生じた理想化の防衛機制の産物に過ぎず、各心理療法の効果はクライエントの病理水準や自己理解の程度をはじめとした心理状態に大きく左右されることを知るに至りました。
自己分析の体験から、特定の心理療法の効果を高く評価する心理は不確実性への不安心理から生じた理想化の防衛機制の産物に過ぎず、各心理療法の効果はクライエントの病理水準や自己理解の程度をはじめとした心理状態に大きく左右されることを知るに至りました。
要約:精神分析の防衛規制の「投影」と「投影性同一視」について、自身の臨床経験に加えて間主観性心理学などを援用しつつ考察。なお投影性同一視については、あくまで理論上のもので、現実にそのような作用が生じる事はないのではないかと考えています。 投影とは? 投影とは精神分析や臨床心理学な […]
ナラティブセラピーにおいて書き換えられた物語(オルタナティブストーリー)が高揚感と幸福感に満たされた内容となるとき、その是非は別として、そこには躁的防衛が働いている可能性があります。