- 2019年2月16日
- 2021年10月21日
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エイミー・ミンデル著『メタスキル―心理療法の鍵を握るセラピストの姿勢』
前回の記事「ミック・クーパー著『エビデンスにもとづくカウンセリング効果の研究』〜個々の心理療法のエビデンスだけでは不十分なことを提示」の記事で、あくまで推定値ではありますがカウンセリングの効果に影響を与える因子のデータを引用しました。 そのデータによれば、技法(心理療法)の違いよ […]
前回の記事「ミック・クーパー著『エビデンスにもとづくカウンセリング効果の研究』〜個々の心理療法のエビデンスだけでは不十分なことを提示」の記事で、あくまで推定値ではありますがカウンセリングの効果に影響を与える因子のデータを引用しました。 そのデータによれば、技法(心理療法)の違いよ […]
今回はハラスメントに関する私の見解を記事にします。 具体的には写真業界で起きた2つのセクハラを例に、プロセスワークという心理学のランクという概念を援用しながら、数ページに分けてセクハラやパワハラの要因の中でも人間関係に起因するものに絞って考察していきます。 これは特に著名人のセク […]
精神分析やプロセスワークなど複数の心理療法において、無意識化されたストレスが原因不明の身体症状など様々なトラブルを引き起こすことが示唆されていることから、マスメディアなどによりストレスへの対処法として「上手に発散」することばかりが推奨されていることには少し不安を感じています。
人間は主観的にしかモノを見ることができないため、客観的事実を知る由がない。しかしそれでも嘘でも良いから「これが現実」と信じることで共通認識が生じ、多くの人とコミュニケーションを円滑に取ることが可能となると考えられます。
プロセスワーク(プロセス指向心理学)は、フォーカシングの扱うチャンネルを広げてくれるという点で、とても有益な心理療法です。
プロセス指向心理学の『ランクの理論』によれば、カウンセラーとお客さまとの間には、最初から「ランク」と呼ばれる、ある種の「力の差」が存在し、このことが「カウンセラー依存」の問題を引き起こします。『傾聴』には、カウンセラー依存を最小限に留める力があります。