- 2022年10月20日
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人間嫌いの悩みに回答@専門家プロファイル
心理カウンセラーとして専門家登録している専門家プロファイルにて、人間嫌いの性格改善を望まれる方からのご質問に回答いたしました。 今回は以前に『オプティミストはなぜ成功するか』の紹介記事を書いたことのある論理療法という心理療法の活用を提案いたしました。 メールカウンセリングをご検討 […]
心理カウンセラーとして専門家登録している専門家プロファイルにて、人間嫌いの性格改善を望まれる方からのご質問に回答いたしました。 今回は以前に『オプティミストはなぜ成功するか』の紹介記事を書いたことのある論理療法という心理療法の活用を提案いたしました。 メールカウンセリングをご検討 […]
日本では身体疾患を罹患した人は何も悪くないのに不運に見舞われた可哀想な人と思われ同情の対象になるのに対して、精神疾患に罹患した人は性格の問題であり自己責任とされる傾向があることについて書きました。
少なくても日本で「個性」という言葉は、それに何らかの価値を感じる実質「長所」に近い意味で使われており、それゆえ自分には個性がないと悩んでいる人の本当の悩みは、自分に価値が感じられないという「自尊感情」に関わる悩みであると考えられます。
個性とは意図的に作り出すものではなく、人生経験の中でいつの間にか形成されるようなものであり、その意味で本当は誰もが持っているものと考えられます。
個々人の個性が重視されるようになってきていますが、その辞書的な意味である「他の人とは違った、その人特有の属性・性格」は厳密には存在しないものであり、それでもそれを追い求めるのは自尊感情の低さと自己愛的な性格構造の表れと考えられます。
回避性パーソナリティ障害の診断項目が当てはまるような抑うつ型の自己愛性パーソナリティの人の、熱しやすく冷めやすい飽きっぽい性格傾向についてまとめています。