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心理カウンセリングの時間の延長について

「心理カウンセリングの部屋」では心理カウンセリングの効果を最大限に高めるために、お客様のお時間が許す限り心理カウンセリングの時間を延長して対応させていただきます。

延長を念頭に置いた心理カウンセリングの時間設定:

一般的な心理カウンセリングでは60分○○円というようにカウンセリングの時間があらかじめ決められています。
しかし当「心理カウンセリングの部屋」のカウンセリングでは15分につき1,500円という時間設定になっています。
これは15分でカウンセリングを終わらせるという意味ではなく、お客様のご都合がよろしければ、可能な限り心理カウンセリングの時間を延長させていただくことを念頭に置いているためです。

不安や問題を抱えたまま心理カウンセリングを終えることを避ける意味合い:

なぜ心理カウンセリングの時間を60分に区切るのではなく延長することを念頭に置いているのかと申しますと、一つには不安や問題を抱えたまま心理カウンセリングを終えることを避けるという意味合いがあります。
実際の心理カウンセリングでは、どのような展開になるのかを予想することが非常に難しく、したがってカウンセラーが心理カウンセリングの進行具合を完全にコントロールすることはおよそ不可能です。
心理カウンセリングの進行具合を完全にコントロールすることの難しさの一例として、カウンセリングの終わり頃になって不安や新たな問題が生じてくるケースが考えられます。
この際に心理カウンセリングを決められた時間で終えるように設定していますと、その場で不安や新たな問題を扱う時間がないため必然的に「その不安(問題)については次回のカウンセリングで話し合いましょう」という形にならざるを得ません。
この場合お客様は次回のカウンセリングの時間まで不安や問題を抱えたまま過ごさなければならなくなり、これはお客様にとって大変苦痛なことに違いありません。
このような不安や問題を抱えたまま心理カウンセリングを終えることを避けるために「心理カウンセリングの部屋」の心理カウンセリングでは、お客様のお時間が許す限りカウンセリングの時間を延長させていただきたいと考えています。

心理カウンセリングの中断の多さ:

心理カウンセリングの時間に制限を設けないもう一つの理由はカウンセリングの中断の多さです。
最近読んだ「心理療法・失敗例の臨床研究-その予防と治療関係の立て直し方」という本によれば心理カウンセリングの約半数が途中で中断してしまうそうです。
これはまだ経験の浅いカウンセラーによる心理カウンセリングの数字ではなく、経験豊富な熟練のカウンセラーのカウンセリングも含めた全カウンセラーの心理カウンセリングの結果です。
このように50%という非常に高い確率で心理カウンセリングが中断してしまうことを考えますと、心理カウンセリングの中で生じてきた不安や新たな問題を次回に持ち越すのではなく、その場で解消ないし解決してしまった方が効果的なように思えます。
以上のような二つの理由から「心理カウンセリングの部屋」では料金設定を15分につき1,500円という形にして、心理カウンセリングの時間に特に制限を設けないことにしています。
その方が心理カウンセリングの効果を最大限に発揮できると考えています。

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