- 2015年6月27日
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子どもに嫌われるのが怖くて叱ることができない母親が増えて来ているようです
子どもを叱ることができない母親が増えて来ていると聞きますが、その要因として叱り方のスキル以前に、子どもに嫌われるのが怖くて叱れない母親が増えてきているように思えます。
子どもを叱ることができない母親が増えて来ていると聞きますが、その要因として叱り方のスキル以前に、子どもに嫌われるのが怖くて叱れない母親が増えてきているように思えます。
フジテレビの「ザ・ノンフィクション」という番組で取り上げられた広島県福山市にあるフジゼミという小さな学習塾。そこは人生経験から学び考え方を自主的に変えた人が訪れ、そうした塾生を藤岡塾長をはじめスタッフや諸先輩が理想化自己対象となりつつも主体性を応援し続ける学習塾と感じました。
自己愛障害の水準にあるような自己愛的な人は、一般的にストレス耐性が低く気分の抑揚の影響を受けやすいため、少しでも気分が落ち込むと、その辛い気分を躁的防衛と呼ばれる気分をハイにする物事によって吹き飛ばそうとする傾向があります。バブル経済のような状態を好むのも、その一つの表れと考えらえます。
自己愛的な人が自尊心を保つために用いる戦略の一つに「栄光の孤独」と呼ばれるものがあります。この心理状態では他人から理解されないことが「自分があまりに素晴らしすぎる」ことが原因と解釈され、価値下げされた他人と距離を置くことで一時的に孤立化が促されます。
ふだんは他人からの肯定的な反応によって自尊心を維持しているために人目を非常に気にする自己愛的な性格構造の人も、ひとたび誇大モードになると恥の感覚が希薄になるため、たちまち傍若無人な態度に豹変すると考えられます。
私見ですが養育における過干渉の主な原因は、親の過剰な自己愛と、過保護への過度の恐れと考えられます。また実際はその両方が過干渉の原因として作用しているケースも少なくないように思えます。
以前にカウンセリングのFBページに、精神分析の「臨床におけるナルシシズム」の教本としてトルストイの「アンナ・カレーニナ」が挙げられているため購入した旨のことを書いたことがありましたが、その本の中では主人公のアンナはヴロンスキーと共にナルシシズムの極みとして散々な評価を受けていまし […]
自己愛的な人が他人から認めて欲しいのは、現実のではなく頭で思い描く「理想的な自分の姿」であり、その要求水準の高さが「他人の無理解」という不満を生み出していると考えられます。
ドラマで「意識高い系」の意味を知る 今晩からスタートするNHKBSプレミアムのドラマ「その男、意識高い系。」 「意識高い系」という言葉は聞いたことがありましたが、まさか口先ばかりで実力が伴わない人のことを指す言葉だとは知りませんでした。 このような人の印象は常識的にはむしろ「意識 […]
2月19日(木)放送のフジテレビ「バイキング」で放送されなかった「異性に対して不快感を与えやすいと考えられる態度」に関する解釈のレジュメを公開させていただきます。