- 2008年10月19日
- 2021年12月23日
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傾聴vs直面化・認知行動療法-自己愛性人格障害・回避性人格障害・自己愛障害の治療に効果的な心理療法
自己愛性人格障害・回避性人格障害・自己愛障害の原因は自己不信感・自己感の曖昧さで考察された「自己感の曖昧さから生じる自己不信感」を考慮しますと、自己愛性人格障害・回避性人格障害・自己愛障害の治療に効果的な心理療法は傾聴であると考えられます。
自己愛性人格障害・回避性人格障害・自己愛障害の原因は自己不信感・自己感の曖昧さで考察された「自己感の曖昧さから生じる自己不信感」を考慮しますと、自己愛性人格障害・回避性人格障害・自己愛障害の治療に効果的な心理療法は傾聴であると考えられます。
自己愛障害・アダルトチルドレンの過去を持つ心理療法家 『才能ある子のドラマ/アリス・ミラー』によれば、心理療法家を志す人のほとんどは、幼少期に親からたびたび自己愛の延長物(親の願望を満たすための手段)として扱われた経験を持つ、いわゆるアダルトチルドレンだそうです。 このアリス・ミ […]
情緒的理解と知的理解の治療効果の違い: 心理カウンセリングの理論では、精神障害の治療には患者さん(クライエント)による「症状や生活の障害となっている無意識の信念に対する情緒的な理解(感情と実感を伴った理解)」が重要視され、情緒を伴わない理解(知的洞察あるは単に洞察と呼ばれる知的な […]
自尊心を損なう心理カウンセリング体験その2… 心理カウンセラーの性分で引用させていただいた『ケースの見方・考え方:精神分析的ケースフォーミュレーション』にはもう一点、同じ心理カウンセリングの講座での別の悩みを和らげる記述がありました。以下に引用いたします。 「…本当に助けを求めて […]
「ベテランの心理カウンセラーでさえ誰かの役に立てないことで苦しむ」ことを知り、私自身そのことに関わる自己愛的な苦しみから救われました☆
自己愛性人格障害の二つの面 「自己愛性人格障害の定義」でも触れましたように、自己愛性人格(障害)の人々の中には表向き誇大的・尊大な態度が目につく方と、抑うつ的な傾向が目立つ方とがいらっしゃいます。 自己愛性人格障害の誇大的・尊大な一面については、これまで多くの心理療法家・研究者に […]
他人の欲求に従った人生… 「自己愛的性格を発展させる恐れがある人々は、言語化されない情緒的メッセージに対して生まれつき他人よりも敏感であるようである。特に自己愛は、他人の口には出されない情動、態度、期待に対して必要以上に合わせているように見える幼児と関連づけられてきた。 …たとえ […]
集団になかなか馴染めない自己愛性人格障害: 「自己愛性人格(障害)の人々は、自分が欺瞞的で愛されない存在だと内心ひそかに感じている(パーソナリティ障害の診断と治療 P.198)…また彼らは、自らの規範に背いていることに悩むよりも自分が馴染めないことに悩んでおり…(同書 P.199 […]
境界性水準の人格障害クライエントとの出会い 以前に、おそらく境界性(ボーダーライン)水準の人格障害と思われるクライエントのカウンセリングをしたことがあるのですが、当時の私は境界性水準の人格障害に関する知識をほとんど持ち合わせていなかったため、とても対応に苦慮しました。 そんな時に […]
自己愛性人格とは? 自己愛性人格とは、例えば「パーソナリティ障害の診断と治療」によると「外*から肯定されることによる自尊心の維持をめぐってパーソナリティが構成されている人々」のことを表す精神分析の用語です。 そして、この定義には次の2つの意味が含まれています。 1. 脆弱で揺らぎ […]