- 2009年1月5日
- 2021年12月23日
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傾聴・共感の目的・効果は自己受容により自尊心・自己肯定感を高めること
自己受容体験がもたらした共感・傾聴の目的・効果への再考: 共感とその共感を可能とする心理療法の一つである傾聴は心理カウンセリングの基本中の基本であり私自身、心理カウンセリングや夢分析の実践を重ねる中でこの共感と傾聴の大切さをますます実感しています。 ただし共感や傾聴の目的(もたら […]
自己受容体験がもたらした共感・傾聴の目的・効果への再考: 共感とその共感を可能とする心理療法の一つである傾聴は心理カウンセリングの基本中の基本であり私自身、心理カウンセリングや夢分析の実践を重ねる中でこの共感と傾聴の大切さをますます実感しています。 ただし共感や傾聴の目的(もたら […]
自己愛性人格障害・回避性人格障害・自己愛障害の原因は自己不信感・自己感の曖昧さで考察された「自己感の曖昧さから生じる自己不信感」を考慮しますと、自己愛性人格障害・回避性人格障害・自己愛障害の治療に効果的な心理療法は傾聴であると考えられます。
自己愛性人格障害の二つの面 「自己愛性人格障害の定義」でも触れましたように、自己愛性人格(障害)の人々の中には表向き誇大的・尊大な態度が目につく方と、抑うつ的な傾向が目立つ方とがいらっしゃいます。 自己愛性人格障害の誇大的・尊大な一面については、これまで多くの心理療法家・研究者に […]
集団になかなか馴染めない自己愛性人格障害: 「自己愛性人格(障害)の人々は、自分が欺瞞的で愛されない存在だと内心ひそかに感じている(パーソナリティ障害の診断と治療 P.198)…また彼らは、自らの規範に背いていることに悩むよりも自分が馴染めないことに悩んでおり…(同書 P.199 […]
自己愛性人格とは? 自己愛性人格とは、例えば「パーソナリティ障害の診断と治療」によると「外*から肯定されることによる自尊心の維持をめぐってパーソナリティが構成されている人々」のことを表す精神分析の用語です。 そして、この定義には次の2つの意味が含まれています。 1. 脆弱で揺らぎ […]
対人恐怖症と自己愛性人格障害との類似点: 自己愛性人格および自己愛性人格障害の人々は「他人の目に自分がどう映っているかで頭がいっぱい」の傾向があります。これは、他人の評価(他者評価)が(自己愛性人格の人々にとっては)自尊心と直結しているからです。すなわち自己愛性人格の人々にとって […]
自己愛性人格とは? 自己愛性人格(自己愛性パーソナリティ)とは「他者からの肯定的評価による自尊心の維持」が人格の主要な部分を占めているような方々について、心理学的考察の都合上つけられた名称です。 他者評価に依存した自尊心の弊害: 自己愛性人格の方にとっては自尊心の維持がなりより重 […]