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セラピスト-クライエント関係(関係性)

  • 2022年4月5日
  • 2022年4月9日
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支援のための臨床的アタッチメント論:「安心感のケア」に向けて

要約:工藤晋平著『支援のための臨床的アタッチメント論:「安心感のケア」に向けて』は、アタッチメント論の理解のみならず、流派に関わらず自身の臨床実践により深みをもたらす実用書に思えました。 今回ご紹介する書籍は工藤晋平著『支援のための臨床的アタッチメント論:「安心感のケア」に向けて […]

  • 2020年1月3日
  • 2021年10月22日
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クライエント中心療法の「内的準拠枠」に関する考察

要約:実家に帰省した時の親族との関わりを事例に、カール・ロジャーズが生み出したクライエント中心療法の「内的準拠枠」について、同じくセラピーの場で傾聴を用いたコフートの自己心理学と比較しつつ考察。 昨日、自己分析のブログに「苦手なはずの子供の辛さを感じ取ったことで急に身近に感じられ […]

  • 2019年2月16日
  • 2021年10月21日
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エイミー・ミンデル著『メタスキル―心理療法の鍵を握るセラピストの姿勢』

前回の記事「ミック・クーパー著『エビデンスにもとづくカウンセリング効果の研究』〜個々の心理療法のエビデンスだけでは不十分なことを提示」の記事で、あくまで推定値ではありますがカウンセリングの効果に影響を与える因子のデータを引用しました。 そのデータによれば、技法(心理療法)の違いよ […]

  • 2019年1月30日
  • 2021年10月21日
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心理療法家は自身が打ち立てた理論そのままの人物のことが多い〜コフートを例に

要約:自己愛の研究で精神分析その他に多大な貢献をしたハインツ・コフート。しかし後世の研究者により明らかにされたように、実は本人もその理論をそのまま体現するような人物であったようだ。 少し前に「個人の心理が普遍性を有するという人間の心の不思議〜エディプス・コンプレックスを例に」とい […]

  • 2019年1月18日
  • 2021年11月11日
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個人の心理が普遍性を有するという人間の心の不思議〜エディプス・コンプレックスを例に

今回の記事は近々投稿する予定の、私なりに考えたカウンセラー選びのコツの参考資料ともなるもので、フロイトのエディプス・コンプレックスを取り上げます。 エディプス・コンプレックスとは エディプス・コンプレックスとはフロイトが生み出した精神分析理論の1つで、すべての葛藤はこのコンプレッ […]

  • 2017年8月7日
  • 2021年11月2日
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カウンセリングの難事例の特徴その2〜空想と現実を少しも混同できない(催眠効果を期待できない)

カウンセリングの難事例の特徴の2つめとして、クライエントがあまりに現実的で、空想と現実を少しも混同できないために、ブリーフセラピーやイメージ療法などを用いても「それは現実とは違うもの」であるとして効果を無にされ、少しも希望や期待に結びつかないケースについてまとめました。

  • 2015年7月24日
  • 2021年11月26日
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良好なセラピスト-クライエント関係は傾聴などを画一的に用いることで得られるものではない

Lambertによる「精神療法の実証的効果」の調査結果(1992)によればカウンセリングの面接時における最も効果的な要因は「セラピスト-クライエント関係」ですが、今も多くの心理療法によって研究が続けられているように、その実践は簡単なものではありません。

  • 2014年5月3日
  • 2021年12月17日
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セラピストとクライエント-フロイト、ロジャーズ、ギル、コフートの統合

タイトルどおり「セラピスト-クライエント関係」と呼ばれる、セラピーにおける「関係性」について、4人の著名なセラピストの理論を元に書かれた本です。著者も「セラピスト以外の人にも読んで欲しい」と書いているように、それぞれの理論の専門書に比べて、かなり平素な内容です。特に「ロジャーズ派 […]