- 2017年12月17日
- 2018年8月17日
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過干渉に陥りがちな親の心理の特徴〜自己愛講座36
過干渉に陥りがちな親の心理の特徴として、当人からすればそれは深い愛情ゆえの行為であること、および予期不安が強い傾向や、共生期と呼ばれる母子密着の心理の存在などについて解説しています。
過干渉に陥りがちな親の心理の特徴として、当人からすればそれは深い愛情ゆえの行為であること、および予期不安が強い傾向や、共生期と呼ばれる母子密着の心理の存在などについて解説しています。
『毒になる親』の著者としても知られるダン・ニューハースの『不幸にする親 人生を奪われる子供』は、親による子どもの有害なコントロールの有様を広範囲にカバーしているため、親子共にそのような親子関係の問題点を知り、自分自身の人生を生きるきかっけと成り得る本だと思われます。ただし子どもの気質が考慮されていない点については注意が必要です。
NHKドラマ「お母さん、娘をやめていいですか?」を参考に、共生期状態の母親は娘を理屈の上では大人とは分かってはいても、気持ちの面では赤ちゃんのようにケアが必要な非常にか弱い存在と錯覚しているため、心配のあまり過干渉な行動へと駆り立てられることについて解説しています。
NHKドラマ「お母さん、娘をやめていいですか?」に登場する母親と娘の関係を参考に、最近増えていると聞く友達感覚の非常に仲の良い親子関係に潜む「共生期」と呼ばれる重症域の病理の存在について解説しています。ただしこのような解釈は個人主義的な思想に基づくものであり、和を重んじる日本文化では、かなりの程度容認されています。
子どもを叱ることができない母親が増えて来ていると聞きますが、その要因として叱り方のスキル以前に、子どもに嫌われるのが怖くて叱れない母親が増えてきているように思えます。
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