• 2017年10月24日
  • 2021年4月17日
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スクールカーストの成立要因その1:常に「他人との優劣」に心を奪われている自己愛的な生徒により形成-自己愛講座33

スクールカーストと呼ばれる学校内の厳しい序列は、自然発生的に生じるものではなく、常に「他人との優劣」に心を奪われているような自己愛的な生徒個々人の心理により生み出される集団心理の表れと考えられます。

  • 2017年9月29日
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境界性パーソナリティ障害は重症の自己愛性パーソナリティ障害というのが私の見解

私自身は境界性パーソナリティ障害を、自己愛性パーソナリティ障害と似た性格構造を有しながらも、病態水準がさらに重症なため各症状がより激しく、また重症化により心が極度に不安定になったことで、その不安定さに基づく新たな症状も発生した状態と考えています。

  • 2017年9月14日
  • 2021年11月24日
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私説:心理療法家が行う解釈とは本来「共感能力」を必要とするもの

解釈には一般的に「的外れな考えを一方的に押し付ける行為」とのイメージが付きまとっていますが、本来心理療法家が行う適切な解釈とはクライエントの心の共感的理解に欠かせない手段であり、その先駆的存在として対象関係論の解釈の仕方を取り上げました。

  • 2017年8月7日
  • 2021年11月2日
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カウンセリングの難事例の特徴その2〜空想と現実を少しも混同できない(催眠効果を期待できない)

カウンセリングの難事例の特徴の2つめとして、クライエントがあまりに現実的で、空想と現実を少しも混同できないために、ブリーフセラピーやイメージ療法などを用いても「それは現実とは違うもの」であるとして効果を無にされ、少しも希望や期待に結びつかないケースについてまとめました。

  • 2017年7月20日
  • 2021年4月17日
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メディアなどから発信されるコミュニティ作りの成功事例は鵜呑みにすべきではない

数年前からマスメディアを通して「コミュニティ作りの成功事例」が盛んに紹介されるようになってきましたが、その紹介のされ方は、上手くいっている点ばかりを強調することで、間接的に孤独を即問題視しコミュニケーションの効能を過大視する風潮を助長させているように思えてなりません。

  • 2017年6月23日
  • 2020年5月31日
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誰もが良好な人間関係に恵まれるとは限らない

私が臨床経験から学んだのは、適切な努力をすれば誰でも孤独な状態から抜け出し良好な人間関係を築けるわけではないということです。でしたらいつになるのか分からない社会からのサポートを待ち続けるよりも、その辛さを和らげるための別の手段を探った方が良いと思うのです。https://sinri-counseling.tokyo/contents/2017/0623_222704.html

  • 2017年6月7日
  • 2021年4月17日
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現代人は心身二元論の影響を受けて、心とのみ同一化し身体が疎外されている

現代人の多くはデカルトの心身二元論に基づく科学的思考に慣れ親しんでしまっているためか、自分の体を「物質」として認識し、その物質としての身体をまったく別の性質を有する精神(心)が所有しているかのような感覚を抱いているのではないかと考えられます。