- 2017年1月19日
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共生期状態の母親は娘を気持ちの面では赤ちゃんのようにケアが必要な、か弱い存在と錯覚している~NHKドラマ「お母さん、娘をやめていいですか?」より
NHKドラマ「お母さん、娘をやめていいですか?」を参考に、共生期状態の母親は娘を理屈の上では大人とは分かってはいても、気持ちの面では赤ちゃんのようにケアが必要な非常にか弱い存在と錯覚しているため、心配のあまり過干渉な行動へと駆り立てられることについて解説しています。
NHKドラマ「お母さん、娘をやめていいですか?」を参考に、共生期状態の母親は娘を理屈の上では大人とは分かってはいても、気持ちの面では赤ちゃんのようにケアが必要な非常にか弱い存在と錯覚しているため、心配のあまり過干渉な行動へと駆り立てられることについて解説しています。
NHKドラマ「お母さん、娘をやめていいですか?」に登場する母親と娘の関係を参考に、最近増えていると聞く友達感覚の非常に仲の良い親子関係に潜む「共生期」と呼ばれる重症域の病理の存在について解説しています。ただしこのような解釈は個人主義的な思想に基づくものであり、和を重んじる日本文化では、かなりの程度容認されています。
「もしも明日世界が滅ぶとしたら何をしたいか?」とひたすら考え続けるワークは、精神分析の自由連想法に似た効果をもたらすと共に、このワークの効果が最も期待できるのは、自分が何をしたいのか分からず苦しんでいる人と想定されます。
マルティン・ルターの明言をヒントに、自分でも気づかなかった潜在的なニーズを自覚し、人生の可能性を広げることができるワークについて紹介しています。ぜひ試してみてください。
年末年始の休業日のお知らせです。今年も大変お世話になりました。 カフェカウンセリングで利用しているカフェの休業日に合せて、明日12月29日(木)~1月3日(火)まで、対面および電話でのカウンセリングを休業させていただきます。 なおこの期間もメールカウンセリングはサービスを継続致し […]
ユングのタイプ論の思考と感情の関係について、より現代人の心理に合致するように私なりに修正を加えた上で解説しています。
上野千鶴子著『〈おんな〉の思想』の、フーコーの「性の歴史1 知への意志」の章を元に、性行為を夫婦の営みとして当然視し、性欲を愛情と結びつける信念は、19世紀に生まれた国家の人口コントロールのための手段であること、およびそれが人間としての本能のように誤解されてしまっている現状を考察しました。
あくまで私見ですが、防衛機制や無自覚な思考・行為は、最初から意識できない無意識の領域に存在していたのではなく、その多くはむしろ最初は意図的に行われていたものが、何度も繰り返され習慣化することで学習効果が働き、やがて意識しなくても同様のことを行うことができるようになっていったのではないかと考えています。
あくまで私見ですが、性欲とは純粋に動物的な本能とは言い難く、むしろ心理的・社会的な要因の影響を強く受けることから、個人差のみならず、地域や時代によっても違いが生じることなどについて考察しました。
ハフポストの強姦神話の記事を参考として、強姦の衝動的なイメージの形成には、性欲を食欲・睡眠欲と並ぶ人間の本能的欲求とする「性欲本能説」が影響を与えている点を私説として書きました。