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「自己愛」の検索結果144件

  • 2017年3月10日
  • 2018年8月17日
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発達心理学の常識を覆すマザコン男性が好意的に評価される時代に~自己愛講座32

ドラマ『ずっとあなたがすきだった』の冬彦さんのように、これまで異常で気持ち悪い存在と見られていたマザコン男性が、今はその親子の仲の良さがむしろ積極的に評価され「優しい人」と好印象を持たれるように変化して来ているようです。その背景について考察しています。

  • 2017年2月22日
  • 2018年8月17日
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「個性」にこだわることの自己愛的な落とし穴〜自己愛講座31

個々人の個性が重視されるようになってきていますが、その辞書的な意味である「他の人とは違った、その人特有の属性・性格」は厳密には存在しないものであり、それでもそれを追い求めるのは自尊感情の低さと自己愛的な性格構造の表れと考えられます。

  • 2017年2月17日
  • 2021年10月21日
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私説:晩年のコフートは人間の自己愛的な欲求(自己対象欲求)を普遍化し過ぎたのでは

ハインツ・コフートは、自己対象欲求という人間の心の働きを説明するのに大変有用な概念を生み出した人物ですが、晩年の彼の自己対象欲求を空気に例える説明は度が過ぎており、その充足をあまりに普遍化し過ぎているように思えます。

  • 2017年2月15日
  • 2021年11月25日
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子育てなど環境の影響を強調し過ぎたことで、アダルトチルドレンの他罰主義的思想などを助長してしまったコフートの自己心理学

コフートは自己愛の病理の治療に多大な貢献をしましたが、悪い母親理論と称される彼の環境因偏重の姿勢は、アダルトチルドレンのような極端な他罰傾向の思想をも生み出してしまったように思えてなりません。

  • 2017年1月15日
  • 2021年11月26日
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NHK「お母さん、娘をやめていいですか?」~仲良し親子の関係に潜む共生期の恐ろしさをリアルに描いたドラマ

NHKドラマ「お母さん、娘をやめていいですか?」に登場する母親と娘の関係を参考に、最近増えていると聞く友達感覚の非常に仲の良い親子関係に潜む「共生期」と呼ばれる重症域の病理の存在について解説しています。ただしこのような解釈は個人主義的な思想に基づくものであり、和を重んじる日本文化では、かなりの程度容認されています。

  • 2016年12月3日
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私説:防衛機制や無意識的な行為の多くは、最初のうちは意図的に行われていたもの

あくまで私見ですが、防衛機制や無自覚な思考・行為は、最初から意識できない無意識の領域に存在していたのではなく、その多くはむしろ最初は意図的に行われていたものが、何度も繰り返され習慣化することで学習効果が働き、やがて意識しなくても同様のことを行うことができるようになっていったのではないかと考えています。