- 2011年10月16日
- 2021年12月26日
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怒りの投影(投影同一視)による正義感からの批判と正当化-精神分析
まるで正義感に駆られるかのようにして誰かを批判して傷つけてしまうとき、精神分析(特に対象関係論)ではそれは投影同一視とスプリッティングという心の働きによって世界を善と悪とに二分してしまっているためと考えられています。
まるで正義感に駆られるかのようにして誰かを批判して傷つけてしまうとき、精神分析(特に対象関係論)ではそれは投影同一視とスプリッティングという心の働きによって世界を善と悪とに二分してしまっているためと考えられています。
心理カウンセラーの自己開示はどの心理療法においても一般的には様々理由からタブー視されることが多いのが実情ですが、精神分析家のレニックやフォーカシングのジェンドリンはそれとはまったく異なる考えを示しています。
要約:精神分析の防衛規制の「投影」と「投影性同一視」について、自身の臨床経験に加えて間主観性心理学などを援用しつつ考察。なお投影性同一視については、あくまで理論上のもので、現実にそのような作用が生じる事はないのではないかと考えています。 投影とは? 投影とは精神分析や臨床心理学な […]
失錯行為に己の人生を垣間みる: フロイトの『精神分析入門』を読んでいた時のことです。私には本を読む時、重要な部分にアンダーラインを引いたり、気づいたことを書き留める癖があります。この時も、ある気づきがあって「成功」と書こうとしたのですが、なぜか「成行」と書き損じてしまいました。い […]