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人間関係の心理学

  • 2017年3月25日
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私説:被害者の方は、いじめや加害者を許しても忘れても良く、恨み続けることの方がメンタルや社会への悪影響が遥かに大きい

いじめを敵視する態度は社会的には有用だとしても、被害者の方にとってそのような態度は、いつまでも加害者のことを恨み続けることに繋がり、それによるメンタルへの悪影響は計り知れません。ですから被害者の方に限れば、いじめや加害者を許しても忘れても良いのではないかと考えられます。

  • 2017年3月10日
  • 2018年8月17日
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発達心理学の常識を覆すマザコン男性が好意的に評価される時代に~自己愛講座32

ドラマ『ずっとあなたがすきだった』の冬彦さんのように、これまで異常で気持ち悪い存在と見られていたマザコン男性が、今はその親子の仲の良さがむしろ積極的に評価され「優しい人」と好印象を持たれるように変化して来ているようです。その背景について考察しています。

  • 2017年2月13日
  • 2023年5月7日
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私説:あまりに大人びた子どもの態度は親子の役割の逆転現象を促す

あまりに大人びた子どもの態度は、親から子どもへの要求をエスカレートしがちになり、その極端な例が親子の役割の逆転現象です。しかしこうした病理的な親子関係は片方の側の要因だけでは生じ得ず、双方の要因が伴って初めて生じるものであることから、いずれかの抵抗によって避けられるものと考えられます。

  • 2017年1月26日
  • 2021年11月5日
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ダン・ニューハース著『不幸にする親』~親による子どもの有害なコントロールの有様を広範囲にカバーした本

『毒になる親』の著者としても知られるダン・ニューハースの『不幸にする親 人生を奪われる子供』は、親による子どもの有害なコントロールの有様を広範囲にカバーしているため、親子共にそのような親子関係の問題点を知り、自分自身の人生を生きるきかっけと成り得る本だと思われます。ただし子どもの気質が考慮されていない点については注意が必要です。

  • 2017年1月19日
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共生期状態の母親は娘を気持ちの面では赤ちゃんのようにケアが必要な、か弱い存在と錯覚している~NHKドラマ「お母さん、娘をやめていいですか?」より

NHKドラマ「お母さん、娘をやめていいですか?」を参考に、共生期状態の母親は娘を理屈の上では大人とは分かってはいても、気持ちの面では赤ちゃんのようにケアが必要な非常にか弱い存在と錯覚しているため、心配のあまり過干渉な行動へと駆り立てられることについて解説しています。

  • 2017年1月15日
  • 2021年11月26日
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NHK「お母さん、娘をやめていいですか?」~仲良し親子の関係に潜む共生期の恐ろしさをリアルに描いたドラマ

NHKドラマ「お母さん、娘をやめていいですか?」に登場する母親と娘の関係を参考に、最近増えていると聞く友達感覚の非常に仲の良い親子関係に潜む「共生期」と呼ばれる重症域の病理の存在について解説しています。ただしこのような解釈は個人主義的な思想に基づくものであり、和を重んじる日本文化では、かなりの程度容認されています。

  • 2016年5月23日
  • 2018年8月17日
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健全なアイドルファンの心には必ず葛藤が存在する~自己愛講座23

数日前の女性アイドルの方の刺傷事件における加害者の動機には「病理的な自己愛」の心理が窺えます。そのことに鑑み、健全なアイドルファンの方の心理にも、それ自体は病理的なものではないとはいえ、自己愛的なニーズや葛藤が存在することについて解説しています。