- 2016年8月16日
- 2021年11月24日
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対象関係論の想定する健全な心の状態~抑うつポジション
対象関係論の想定する健全な心理状態である「抑うつポジション」について紹介しています。「抑うつ」という言葉が病的に感じられるのは今の時代の価値観ゆえのことです。
対象関係論の想定する健全な心理状態である「抑うつポジション」について紹介しています。「抑うつ」という言葉が病的に感じられるのは今の時代の価値観ゆえのことです。
18歳選挙権の導入の際によく聞かれた「世の中のことをよく分からない人が投票すれば、その票によって好ましくない候補者が当選してしまう可能性がある」旨の考えについて批判的に検討しています。
政治学者の方の「教養がない人にも選挙権が認められるのが民主政治」との言葉を受けて、「国や社会全体のことを考えて投票しなければならないという思い込み」という思い込みが政治や選挙を縁遠いものとしてしまっており、そのため選挙では自分のメリットで候補者や政党を選んでも良いのではという考えを書きました。
あくまで私見ですが、先日の都知事選の小池百合子さんの勝因分析の報道などから感じたことを足掛かりに、日本の選挙の心理学的な考察を試みました。
簡単にですが、他人の陰口や噂話の知覚や解釈の違いを例に「健全」と「神経症水準」「パーソナリティ障害水準」「統合失調症水準」という3つの病態水準の違いについてまとめています。
回避性パーソナリティ障害の診断項目が当てはまるような抑うつ型の自己愛性パーソナリティの人の、熱しやすく冷めやすい飽きっぽい性格傾向についてまとめています。
自己愛的な人に生じる、常に何かしていないと落ちつかない症状の要因として「空虚感」を想定し、またその空虚感に頻繁に襲われる境界性パーソナリティ障害の人との違いについてまとめています。
参議院選挙後のマスメディアの「これで憲法改正の準備が整った」旨の報道は安倍総理が記者会見で明言したわけではないことから、これは解釈であると同時に、そうした先回りするかのような報道は憲法改正の既成事実化を助長しかねないように思えます。
プレミアムカフェ「草原の祈り・大地の声 ~喜多嶋洋子 ネイティブアメリカンの旅」は、精神世界の本で紹介されているスピリチュアルな世界とは一線を画する、ごく普通の人々の間にシャーマニズムの信仰がどのように息づいているのかを知ることのできる番組でした。
特に重症域の自己愛障害の人に見られる症状の一つとして、自ら不愉快な状況に身を投じているにもかかわらず、その自覚がないために被害感情を募らせ続ける心理について考察しています。