- 2016年4月22日
- 2021年11月26日
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アドラー心理学お勧めの入門書~岸見一郎著『アドラー心理学入門』『アドラーを読む』
アドラー心理学の入門書として、岸見一郎さんの『アドラー心理学入門-よりよい人間関係のために』『アドラーを読む-共同体感覚の諸相』の2冊をお勧め致します。
アドラー心理学の入門書として、岸見一郎さんの『アドラー心理学入門-よりよい人間関係のために』『アドラーを読む-共同体感覚の諸相』の2冊をお勧め致します。
フジテレビのドラマ「ラブソング」における福山雅治さん演じる臨床心理士の役柄は、一般的には心の専門家として人格者のように完成された心の持ち主と思われているかもしれない理療法家の心の闇の部分をリアルに描いた作品と感じました。
ナイキのCM『Ripple』や私自身の人生を例に、将来の夢が生じるためには、現実以上に素敵に見えるほど理想化された「憧れの人」の存在が欠かせないことを解説しています。
カリスマ性は一般的には個人の資質と考えられていますが、それとは別に周囲の主体性の乏しい人々からの「自分(たち)を望ましい方向へと導いて欲しい」との過剰なまでの期待が生み出す集団的・社会的な現象でもあると考えられます。
私自身の人生の考察から、一般的には心に安定感をもたらし、幸福な人生に無くてはならないものと考えられているアイデンティティも、一たび確立されてしまえば空気のように存在するのが当たり前で意識されることさえないものであり、むしろ自分の状況に満足できない自己不全感の状態にある時に自覚される類のものであると考えられます。
ホロコーストに先立ち行われた「T4計画」と呼ばれる20万人もの社会に不要と見なされた人たちのガス室による殺害。それは驚くべきことに医師により率先して行われ、さらに彼らなりの善意に基づく、悪意なき虐殺でした。
自己愛的な性格傾向を有する人は、他人を自分の目的達成のための道具のように扱い操作する傾向がありますが、それでも「誠実」「優しい」という印象を持たれることが少なくありません。その理由について考察しています。
現代人の物理的には孤立していないにもかかわらず感じられる孤独感や疎外感の一因は、もっぱら視覚のみを働かせて、聴覚・身体感覚など他の知覚が蚊帳の外に置かれてしまっている非常に偏った知覚様式にあるではないかと考えられます。
NHKBSプレミアム「ザ・プロファイラー~夢と野望の人生~」で紹介されたスターリンの人生からは、冷酷非情な独裁者のイメージとは裏腹に、むしろ非常に低い自尊心と他者を崇拝する隷属性が強く感じられました。
9月28日(月)の24時からNHKBS1で再放送される「スティーブ・ジョブズ vs. ビル・ゲイツ」と題するドキュメンタリー番組、圧倒的なカリスマ性を有するジョブズの、典型的な誇大型の自己愛性パーソナリティとも言える隠れた側面が垣間見える非常に興味深い番組です。