- 2008年11月4日
- 2021年12月24日
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自由連想法による自己分析・ゲシュタルト療法の心理カウンセリングへの効果
心理カウンセリングの仕事に必須の自己分析: 心理カウンセリングに携わる者、つまり心理カウンセラーには(ベースとなる心理療法の種類に関わらず)自己分析により自らの心を内省することが求められていますが、最近この自己分析の重要性を確信する出来事に遭遇しました。 久しぶりの心理カウンセリ […]
心理カウンセリングの仕事に必須の自己分析: 心理カウンセリングに携わる者、つまり心理カウンセラーには(ベースとなる心理療法の種類に関わらず)自己分析により自らの心を内省することが求められていますが、最近この自己分析の重要性を確信する出来事に遭遇しました。 久しぶりの心理カウンセリ […]
傾聴とオウム返しとの違い: 情動調律は形式を共有する模倣とは違い、相手の行動の背後にある主観的状態(情動)に焦点を合わせます。 (コフート理論とその周辺―自己心理学をめぐって P.163 一部改変) この文章は精神分析医の丸田俊彦氏による、スターンの乳幼児精神医学の著書『乳児の対 […]
自己愛性人格障害・回避性人格障害・自己愛障害の原因は自己不信感・自己感の曖昧さで考察された「自己感の曖昧さから生じる自己不信感」を考慮しますと、自己愛性人格障害・回避性人格障害・自己愛障害の治療に効果的な心理療法は傾聴であると考えられます。
現実感覚喪失体験: 以前に私は、幻覚や離人感に似た体験や、うつ病の症状としてよくみられる感情が麻痺していくような感覚に襲われたことがあります。 よくその感覚を観察してみますと、周囲のみならず自分自身とのつながりが失われている感じがします。その結果、何をしても現実味がない現実感覚喪 […]
フォーカシングには、「答えや進むべき方向を知っているのはフォーカサー(のフェルトセンス)」との前提があります。多くを知っているのがフォーカサーであるなら、「伝え返して欲しいこともフォーカサーに決めてもらう」のはどうでしょうか?
ロゴセラピーでカウンセリングを行う際に、クライエントの人生をカウンセラーが肯定するのではなく、傾聴によってクライエント自らが人生の肯定的な面に気づくように促すことで、カウンセリングがよりクライエント中心のものになります。
傾聴したはずなのに… カウンセリング仲間と夢分析をした時のことです。夢分析終了後、クライエント役をした仲間から次のような感想がありました。 「途中で寄り道もあったけれど、とても上手く誘導してもらえた。」 誘導…この言葉に、少し戸惑いを覚えました。 私は傾聴によって、クライエントと […]
「傾聴中心のカウンセリング」は、他のカウンセリング技法と併用した場合でも、カウンセリング後の効果に差が出ます。
プロセス指向心理学の『ランクの理論』によれば、カウンセラーとお客さまとの間には、最初から「ランク」と呼ばれる、ある種の「力の差」が存在し、このことが「カウンセラー依存」の問題を引き起こします。『傾聴』には、カウンセラー依存を最小限に留める力があります。