- 2019年1月6日
- 2021年11月19日
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自尊心(自尊感情)が低い人は存在価値の低さにも悩まされ、それを高めるために他者からの肯定的な評価を切望している
今回の記事は、自尊心あるいは自尊感情という概念について、その辞書的な意味よりも、その問題で悩まされている人が主観的に経験している事柄の方を考察します。 これは自尊心(自尊感情)が低くそれを高めたと考えている人にとっては、実際にどのようなことで想い悩まされているのかを知ることの方が […]
今回の記事は、自尊心あるいは自尊感情という概念について、その辞書的な意味よりも、その問題で悩まされている人が主観的に経験している事柄の方を考察します。 これは自尊心(自尊感情)が低くそれを高めたと考えている人にとっては、実際にどのようなことで想い悩まされているのかを知ることの方が […]
要約:主体性が高い人と乏しい人との主な違いの1つ目として「判断」を取り上げました。主体性が高い人は、自ら考えることに喜びや自尊感情の高まりを感じるのに対して、主体性が乏しい人は同じことをむしろ苦痛と感じ、したがってそれを他者に委ねる傾向があると考えられます。 これまで幾つかの記事 […]
心理療法の治療効果: 心理療法の治療効果への理想化の防衛機制と不安心理では自身の自己分析の体験から「特定の心理療法が他の心理療法に比べて格段に優れているということはなく、したがってどの心理療法を用いても同様の治療効果が得られる」とのスーパーバイザーの助言について考察しました。 し […]
自己受容体験がもたらした共感・傾聴の目的・効果への再考: 共感とその共感を可能とする心理療法の一つである傾聴は心理カウンセリングの基本中の基本であり私自身、心理カウンセリングや夢分析の実践を重ねる中でこの共感と傾聴の大切さをますます実感しています。 ただし共感や傾聴の目的(もたら […]
傾聴における伝え返し(ミラーリング)のタイミング: ある心理カウンセリングでの体験です。いつものように傾聴のスキルを用いて共感的理解に努めながらお話を伺っていますと、あるとき不意にクライエントのあたかも「共感あるいは反応を欲する」かのようなニーズを感じました。 そしてこのとき初め […]
一度も直面化することのなかった心理カウンセリング: 以前に私自身「納得のできるサービスを提供できた」と実感できたある心理カウンセリングについて改めて振り返ってみますと、その心理カウンセリングにおいて私は一度も直面化らしき行為を行わなかったことに気づかされ少々驚きました。 なぜなら […]
自己愛性人格とは? 自己愛性人格(自己愛性パーソナリティ)とは「他者からの肯定的評価による自尊心の維持」が人格の主要な部分を占めているような方々について、心理学的考察の都合上つけられた名称です。 他者評価に依存した自尊心の弊害: 自己愛性人格の方にとっては自尊心の維持がなりより重 […]