- 2021年10月14日
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谷原章介さんの児童虐待の発言への批判に見られる「理想化ー脱価値化」の心理-自己愛講座51
要約:「めざまし8」で谷原章介さんが児童虐待の存在を断定した発言に対して「言って欲しくなかった」旨の批判が出た背景には「理想化-脱価値化」の防衛機制の働きが存在していたのではないかと考えられる。 コメントの内容の事実関係以外の部分に批判が集中している 今回の記事は「谷原章介さんの […]
要約:「めざまし8」で谷原章介さんが児童虐待の存在を断定した発言に対して「言って欲しくなかった」旨の批判が出た背景には「理想化-脱価値化」の防衛機制の働きが存在していたのではないかと考えられる。 コメントの内容の事実関係以外の部分に批判が集中している 今回の記事は「谷原章介さんの […]
数ヶ月前から新型コロナウイルスの感染リスクに関して不思議に感じる報道内容や巷の光景をたびたび目にします。 今回はそれらの現象が生じる要因を説明できる精神分析の仮説を紹介致します。 目次: 新型コロナウイルスの感染リスクに関する人々の矛盾した反応 ・特定の職種の人々に対する極度の感 […]
要約:スクールカーストと呼ばれる学校内で発生する序列関係の要因を、心理職での経験や私自身の学生時代との比較などによって考察し、そこに自己愛的な心理を想定。 また『教室内カースト』の実態調査からは、生徒のみならず教師もカーストの生成・維持に深く関与していることが推察できる。 私説: […]
今回はハラスメントに関する私の見解を記事にします。 具体的には写真業界で起きた2つのセクハラを例に、プロセスワークという心理学のランクという概念を援用しながら、数ページに分けてセクハラやパワハラの要因の中でも人間関係に起因するものに絞って考察していきます。 これは特に著名人のセク […]
サイコパス(反社会性パーソナリティ)と自己愛性パーソナリティの共通点と相違点についての考察。しかし実際は両パーソナリティの特徴を併せ持っているケースが多いため、その区別は容易ではないと言われています。
ドラマ『きみが心に棲みついた』の主人公の心理を例に、境界性パーソナリティの「見捨てられ不安」の心理に対する自我心理学と自己心理学の解釈を紹介するとともに、自己愛性パーソナリティの同じような心理とも比較しました。
精神分析やプロセスワークなど複数の心理療法において、無意識化されたストレスが原因不明の身体症状など様々なトラブルを引き起こすことが示唆されていることから、マスメディアなどによりストレスへの対処法として「上手に発散」することばかりが推奨されていることには少し不安を感じています。
あくまで私見ですが、防衛機制や無自覚な思考・行為は、最初から意識できない無意識の領域に存在していたのではなく、その多くはむしろ最初は意図的に行われていたものが、何度も繰り返され習慣化することで学習効果が働き、やがて意識しなくても同様のことを行うことができるようになっていったのではないかと考えています。
ドラマで「意識高い系」の意味を知る 今晩からスタートするNHKBSプレミアムのドラマ「その男、意識高い系。」 「意識高い系」という言葉は聞いたことがありましたが、まさか口先ばかりで実力が伴わない人のことを指す言葉だとは知りませんでした。 このような人の印象は常識的にはむしろ「意識 […]
自己愛的な人が多用する「理想化-価値下げ」の防衛機制が、自己愛的な様々な症状を生み出すと考えられます。