- 2018年3月12日
- 2021年11月19日
- 0件
弁証法的行動療法におけるマインドフルネスと、一般に広まるリフレッシュ法としてのマインドフルネスとの比較
弁証法的行動療法 におけるマインドフルネスと、効果的なリフレッシュ法として企業研修にも取り入れられているマインドフルネスとを、技法・効果・背景の思想・ニーズなどの観点から比較検討しました。
弁証法的行動療法 におけるマインドフルネスと、効果的なリフレッシュ法として企業研修にも取り入れられているマインドフルネスとを、技法・効果・背景の思想・ニーズなどの観点から比較検討しました。
マーシャ・M・リネハンが境界性パーソナリティ障害の治療に特化した心理療法として開発した弁証法的行動療法の中核的なスキルであるマインドフルネスを、巷に広まるマインドフルネスとは異なるものとして紹介しています。
境界性パーソナリティの人が引き起こす不思議な現象として知られる、理由が定かではない人間関係の対立構造を、ドラマ『きみが心に棲みついた』や、私自身の実体験を例に考察しました。
ドラマ『きみが心に棲みついた』の主人公に、特に星名と吉崎に対して一貫性を著しく欠いた言動が生じている要因を、境界性パーソナリティと自己愛性パーソナリティの対人依存の特徴の違いに言及しつつ考察しました。
ドラマ『きみが心に棲みついた』の主人公の心理を例に、境界性パーソナリティの「見捨てられ不安」の心理に対する自我心理学と自己心理学の解釈を紹介するとともに、自己愛性パーソナリティの同じような心理とも比較しました。
ドラマ『きみが心に棲みついた』の主人公の心理を例に、スプリッティングがもたらす深刻な作用として、衝動的な行動や絶対服従的な態度について考察しました。
TBSで放送中の『きみが心に棲みついた』は境界性パーソナリティの心理を非常に巧みに描いたドラマのように思えます。今回は境界性パーソナリティの顕著な特徴の1つと考えられる「スプリッティング」の働きを元に、吉岡里帆さん演じる主人公の行為を分析してみました。
私自身は境界性パーソナリティ障害を、自己愛性パーソナリティ障害と似た性格構造を有しながらも、病態水準がさらに重症なため各症状がより激しく、また重症化により心が極度に不安定になったことで、その不安定さに基づく新たな症状も発生した状態と考えています。
自己愛的な人に生じる、常に何かしていないと落ちつかない症状の要因として「空虚感」を想定し、またその空虚感に頻繁に襲われる境界性パーソナリティ障害の人との違いについてまとめています。
メディアでもたびたび紹介される「上手なストレス発散」一辺倒ではストレス耐性が低下してしまい、その結果些細なストレスにも耐えられなくなり、常にストレス発散行為に駆り立てられるという事態に陥りかねません。それを防ぐ意味でも今回紹介するマインドフルネスでストレス耐性を高めることをお勧め致します。