- 2016年6月10日
- 2021年11月25日
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『夢学』の悪夢退治法の、パニック発作の治療への適用の可能性
パニック発作に怯えてばかりいては、予期不安からもっと深刻なパニック障害へと至ってしまう可能性があります。それを防ぐ意味でも、発作に立ち向かおうとする意志は必要ではないかと考えられます。
パニック発作に怯えてばかりいては、予期不安からもっと深刻なパニック障害へと至ってしまう可能性があります。それを防ぐ意味でも、発作に立ち向かおうとする意志は必要ではないかと考えられます。
パトリシア・L. ガーフィールドの『夢学』に掲載されている悪夢の退治法は、フラッシュバックと悪夢との類似点の存在や「今度来たら、やっつけてやる」と誓うこと自体が様々なメリットをもたらすことから、PTSDの治療に試してみる価値があるように思えます。
重症域の自己愛障害の人がアイドルファンであった場合の特徴として、相手の評価の激変、一貫性を欠いた会話、乳幼児のような印象、思い込みの強さなどについてまとめています。
数日前の女性アイドルの方の刺傷事件における加害者の動機には「病理的な自己愛」の心理が窺えます。そのことに鑑み、健全なアイドルファンの方の心理にも、それ自体は病理的なものではないとはいえ、自己愛的なニーズや葛藤が存在することについて解説しています。
自己愛的な人が行う様々な迷惑行為に巻き込まれやすい人の典型例の1つとして、誰からも嫌われたくないと思っている人の特徴について書きました。
現在フジテレビ系列で放送中のドラマ『火の粉』の主人公の武内の殺人の動機と、私自身の過去の出来事を例に、自己愛的な性格構造の人の、贈り物好きな人が多い点や、承認・賞賛欲求の強さについて解説しています。
私自身の体験を例に、自己愛的な人との関係では、自分を苦しめた人物に「救われた」と感じるという奇妙な感覚がしばしば生じ、そのことが不本意な関係を持続させる要因となることを解説しています。
本日5月6日はフロイトの生誕160周年にあたる日とのことですので、それを祝して彼の創始した精神分析の影響力の大きさについて書きました。
抑うつ型の自己愛タイプの人のしばしば長時間に及ぶお説教の特徴として、一見とても誠実そうに見えることや、強烈な蔑みの感情の存在することと、および予想外の反応などについて解説しています。
誇大型・抑うつ型の違いを問わず、自己愛的な人が価値を置くことと、反対に嫌悪することを一覧にしてみました。