- 2015年1月13日
- 2021年12月10日
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R.D.レイン著『ひき裂かれた自己』~分裂病・分裂病質(スキゾイド・シゾイドパーソナリティ)だけでなく自己愛の理解にも有益
分裂病質(スキゾイド・シゾイドパーソナリティ)の現象学的理解の古典的名著 R.D.レインの「ひき裂かれた自己」、今ちょうど読んでいる本です。 内容の大半は分裂病よりも分裂病質*についての記述で、この分裂病質の現象学的理解(症状の具体的な記述)の古典的名著と言われています。 *分裂 […]
分裂病質(スキゾイド・シゾイドパーソナリティ)の現象学的理解の古典的名著 R.D.レインの「ひき裂かれた自己」、今ちょうど読んでいる本です。 内容の大半は分裂病よりも分裂病質*についての記述で、この分裂病質の現象学的理解(症状の具体的な記述)の古典的名著と言われています。 *分裂 […]
「聞き方を上達させようと思えば、最初のうちはまずは聞くことそのものに専念すべき~傾聴のコツ1」の続きです。 クライエントの話を深く理解することは本当にそれほど難しいことではないのか? 以前に「傾聴は話の聞き方ではなく「伝え方」の技術」で書きましたように、傾聴で用いられるテクニック […]
自己愛的な人が多用する「理想化-価値下げ」の防衛機制が、自己愛的な様々な症状を生み出すと考えられます。
知人のFBの投稿で知りましたが来年2015年の1月17日に「女の平和」実行委員会による「赤い物を身につけて国会を包囲しましょう」という活動が行われるようです。これは現政権の元で徐々に進行しつつある右傾化に対して、具体的には集団的自衛権の行使に対して、国会議事堂の前で赤い物を身につ […]
アメリカの一連の白人警官による黒人射殺事件の経緯 ここ最近、立て続けに起きている白人警官による黒人射殺事件の報道を見ていて疑問に感じることがあります。それは一連の事件は果たして人種差別だけの問題なのだろうか?という疑問です。 アメリカ・ミズーリ州黒人青年射殺事件 拡大する暴動とこ […]
今、写真家の活動の方でタバコの受動喫煙の健康被害をテーマとした作品制作を進めているため、この件についていろいろと関心を持っています。タバコの健康被害については受動喫煙と呼ばれる喫煙者が出すタバコの煙を傍で吸うこと(二次喫煙)による害はよく知れれていますが、三次喫煙についてはまだあ […]
先週のNHKEテレ「オトナへのトビラTV」で「うちの親、毒ママ!?」と題して、過干渉や過度な期待に苦しむ子どもの実態が紹介されていました。 番組の内容はリンク先のページや、今晩12月22日(月)の24時25分~24時54分の再放送をご覧いただくと致しまして、今回はこの毒ママについ […]
19世紀の価値観や社会構造の変化により「自己の価値」という自己愛的な悩みが生じ始めた 今回の自己愛講座は、人々や社会の間に自己愛的な心理が誕生した歴史的経緯についてです。 先日紹介しました「パーソナリティ障害の診断と治療」の「自己愛性パーソナリティ」の章に次のような一文があります […]
ナンシー・マックウィリアムズ著『パーソナリティ障害の診断と治療』 今回のお勧め本です。 病態水準ごとの診断と治療について書かれた本 タイトルからはパーソナリティ障害の診断と治療に特化した本のような印象を与えると思いますが、実際の内容は神経症水準・パーソナリティ障害(著書では「ボー […]
数の上では傍観者こそが主流派 先日見たBSのニュースによれば、カイラシュ・サティヤルティさんのノーベル平和賞受賞演説の中で「最大の敵は無関心と沈黙」旨のコメントがあったそうです。私見ですがこれは一番悪いのは?というよりも、一番影響力を持つがゆえにアプローチすべきなのは?という意味 […]