- 2020年11月24日
- 2021年10月21日
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男女間のあらゆる格差や差別の解消を目指すジェンダー平等へのポストモダニズムの影響
要約:男女間のおよそあらゆる差異を人為的なものと考え、その解消を目指すジェンダー平等という思想の背景には、人格形成の要因のすべてを社会からの影響と考えるポストモダニズム的な発達理論があるのではないかと考えられる。 男女間のあらゆる格差や差別の解消を目指すジェンダー平等という思想 […]
要約:男女間のおよそあらゆる差異を人為的なものと考え、その解消を目指すジェンダー平等という思想の背景には、人格形成の要因のすべてを社会からの影響と考えるポストモダニズム的な発達理論があるのではないかと考えられる。 男女間のあらゆる格差や差別の解消を目指すジェンダー平等という思想 […]
以前に「手抜き料理が非難される要因分析」という記事を書きましたが、今回は家事を別の視点から考察します。 目次: 「家事は得意な人が行った方が効率的」という家政夫ナギサさんの考え 「家事は平等に分担すべき」との風潮に疑問を感じ始めた 家事の平等な分担が夫婦間の人間関係を悪化させてし […]
1ページめ目次: 一斉休校の様子を報じるマスメディアのジェンダーバイアスを指摘した記事 ジェンダーバイアスとは ジェンダー学の理念が反映されたバイアス観 ジェンダーバイアスの特質は「固定的な思い込み」から生じる強迫観念 2ページめ目次 一斉休校の様子を報じるマスメディアのジェンダ […]
要約:アシュリー・マーデル著『13歳から知っておきたいLGBT+』は、用語集を謳うほどのセクシュアリティやジェンダーに関する膨大な数のカテゴリを網羅した、当事者目線の入門書だと実感。 少し前から自己分析のブログで性に関する分析を始めましたが、その結果自分が「男らしさ」「女らしさ」 […]
あくまで私見ですが、NHKBS1『国際報道2017』リニューアル後はキャスター間に著しい力の不均衡が見られるとともに、それが旧態依然とした男性優位のジェンダー(社会的な役割)観の表れのようにも思えましたので、できれば是正していただきたく記事にしました。
上野千鶴子著『〈おんな〉の思想-私たちは、あなたを忘れない』のサイードの『オリエンタリズム』の章を参考に、私自身の経験を例として、(心理的に)存在しないことにされる形の女性差別について考察しました。
上野千鶴子著『〈おんな〉の思想』の、フーコーの「性の歴史1 知への意志」の章を元に、性行為を夫婦の営みとして当然視し、性欲を愛情と結びつける信念は、19世紀に生まれた国家の人口コントロールのための手段であること、およびそれが人間としての本能のように誤解されてしまっている現状を考察しました。
あくまで私見ですが、性欲とは純粋に動物的な本能とは言い難く、むしろ心理的・社会的な要因の影響を強く受けることから、個人差のみならず、地域や時代によっても違いが生じることなどについて考察しました。
ハフポストの強姦神話の記事を参考として、強姦の衝動的なイメージの形成には、性欲を食欲・睡眠欲と並ぶ人間の本能的欲求とする「性欲本能説」が影響を与えている点を私説として書きました。
奥村隆編集『社会学になにができるか』第4章のジェンダー論は、性役割の根拠とされる「性差」そのものの恣意性を明るみにする刺激的な内容でした。