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時事問題の心理学

  • 2020年5月30日
  • 2021年4月14日
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新型コロナウイルスの特性に反して、特定の職種からの感染のみを極度に恐れる心理の考察

数ヶ月前から新型コロナウイルスの感染リスクに関して不思議に感じる報道内容や巷の光景をたびたび目にします。 今回はそれらの現象が生じる要因を説明できる精神分析の仮説を紹介致します。 目次: 新型コロナウイルスの感染リスクに関する人々の矛盾した反応 ・特定の職種の人々に対する極度の感 […]

  • 2020年5月4日
  • 2021年4月14日
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新型コロナウイルスの感染予防対策~外出を控え巣ごもりするだけでは限界があり、メンタルにも有害

目次: 新型コロナウイルス感染症、家庭内感染も多数報告 今後、家庭内でも徹底した感染予防対策が要請される可能性は低い 感染症の専門家の見解ばかりが尊重される現状に危惧 テレワークの困難さは、企業の事情だけではない 新型コロナウイルスと共存すべきとの見解も浮上 新型コロナウイルス感 […]

  • 2020年4月27日
  • 2021年4月14日
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NY州の新型コロナウイルスに対する抗体14%形成の報告を「免疫獲得」の証と認識する日本のメディアに懸念

先週あたりから、新型コロナウイルスに関して、抗体検査の必要性を報じるニュースが増えて来ていますが、今回はこの件について懸念していることを書かせていただきます。 目次: ニューヨーク州で新型コロナウイルスに対する抗体数が予想を上回る数字に 専門家の間では調査結果を疑問視 新型コロナ […]

  • 2020年3月28日
  • 2021年10月22日
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急激な状況変化への対応に役立つ、リフレーミングなど、いくつかの方法

今回は新型コロナウイルスが猛威を振るうなど、不測の事態によって生活が一変してしまった際に役立つ心理的なテクニックとして、リフレーミングと呼ばれる方法を紹介します。 現状復帰へのニーズの強さを懸念 先日、一斉休校に対するメディアの報道姿勢に関する記事を書きましたが、新型コロナウイル […]

  • 2019年10月26日
  • 2021年10月22日
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スクールカーストの心理的要因~生徒、教師ともに自己愛的な性格構造の人が過半数を占めるような学校で形成・維持される

要約:スクールカーストと呼ばれる学校内で発生する序列関係の要因を、心理職での経験や私自身の学生時代との比較などによって考察し、そこに自己愛的な心理を想定。 また『教室内カースト』の実態調査からは、生徒のみならず教師もカーストの生成・維持に深く関与していることが推察できる。 私説: […]

  • 2019年8月15日
  • 2022年3月11日
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多様性の違いを認め合うだけでは差別や偏見はなくせない。差異自体が意図的に作られたものであることも認識すべき

要約:多様性の思想では、互いに違いを認め合うことの重要性が強調されるが、『文化人類学の思考法』でも指摘されているように、その違い自体が先人達によって意図的に作られたものに過ぎないものであることから、差別や偏見を減らすためにはその認識の方がより重要と考えられる。 今『文化人類学の思 […]

  • 2019年7月29日
  • 2021年10月22日
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NHKスペシャル「半グレ 反社会勢力の実像」を罪悪感・羞恥心・損得勘定・共感能力から考察~自己愛講座51

要約:NHKスペシャル「半グレ 反社会勢力の実像」の内容などを元に、反社会性パーソナリティと自己愛性パーソナリティと犯罪との関連、特にその抑止力について考察。 一昨日、NHKスペシャル「半グレ 反社会勢力の実像」という番組を拝見しました。 少し前に「自己愛的な人の非共感性などの考 […]

  • 2019年7月10日
  • 2021年4月14日
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秋葉原無差別殺傷事件の加藤死刑囚の言動や世間の反応を参考にした自己愛的な人の非共感性などの考察~自己愛講座49

今、秋葉原無差別殺傷事件の加藤死刑囚の言葉に共感の輪が広がっている 一昨日、NHK総合で放送された事件の涙「“君の言葉”を聞かせてほしい~秋葉原無差別殺傷事件~」を拝見しました。 同番組で初めて知りましたが、今事件を引き起こした加藤死刑囚のSNSの書き込みや自作の詩などがネット上 […]

  • 2019年4月9日
  • 2021年11月11日
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トラウマの内容を表出させるような心理的介入が逆効果になってしまったケースの考察

エビデンスを軽視したために起きてしまった痛ましい事例 先日紹介し、また4月14日(日)のエビデンスに関するセミナーでも使用予定の『心理職のためのエビデンス・ベイスト・プラクティス』の中に、非常に気になる記述がありました。 それは東日本大震災の被災児童への心理的介入が、かえって症状 […]

  • 2018年10月5日
  • 2021年4月15日
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東京医科大学の不正入試のような行為は、医師の過重労働の一因にもなっているのでは

先週、NHKの首都圏情報 ネタドリ!「医師になりたかったのに 東京医科大学 不正入試の波紋」と言う番組を拝見しました。 すでにニュースで知ってはいましたが、番組独自の取材により医療現場の受け止め方なども伝えられていたため、とても参考になりました。 番組の内容は、主に差別的な措置に […]