- 2019年10月26日
- 2021年10月22日
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スクールカーストの心理的要因~生徒、教師ともに自己愛的な性格構造の人が過半数を占めるような学校で形成・維持される
要約:スクールカーストと呼ばれる学校内で発生する序列関係の要因を、心理職での経験や私自身の学生時代との比較などによって考察し、そこに自己愛的な心理を想定。 また『教室内カースト』の実態調査からは、生徒のみならず教師もカーストの生成・維持に深く関与していることが推察できる。 私説: […]
要約:スクールカーストと呼ばれる学校内で発生する序列関係の要因を、心理職での経験や私自身の学生時代との比較などによって考察し、そこに自己愛的な心理を想定。 また『教室内カースト』の実態調査からは、生徒のみならず教師もカーストの生成・維持に深く関与していることが推察できる。 私説: […]
要約:NHKスペシャル「半グレ 反社会勢力の実像」の内容などを元に、反社会性パーソナリティと自己愛性パーソナリティと犯罪との関連、特にその抑止力について考察。 一昨日、NHKスペシャル「半グレ 反社会勢力の実像」という番組を拝見しました。 少し前に「自己愛的な人の非共感性などの考 […]
要約:重症域の自己愛障害の人にしばしば見られる「自分は世界一不幸な人間」との自己認識は、辛い状況に置かれている人に対して「自分に比べれば遥かに恵まれている」との考えを生じさせ、これが相手の気持ちに共感する意欲をますます削いでしまうと考えられる。 前回の記事「自己愛的な人の非共感性 […]
今、秋葉原無差別殺傷事件の加藤死刑囚の言葉に共感の輪が広がっている 一昨日、NHK総合で放送された事件の涙「“君の言葉”を聞かせてほしい~秋葉原無差別殺傷事件~」を拝見しました。 同番組で初めて知りましたが、今事件を引き起こした加藤死刑囚のSNSの書き込みや自作の詩などがネット上 […]
要約:私自身もその一人だが、親の何気ない一言に対して、まるでそれに運命付けられているかのように、自らそれを体現するような人生を選び取るという、自己愛的な人の側面を紹介。 親の何気ない一言で人生が決定づけられる人々 数日前に見た著名人が思い出の地を再び訪ねる趣旨の番組にある人気女優 […]
要約:子供に過干渉する母親は一見「支配欲」が強いように見えても、そのような欲求を自覚しているケースは少ないこと、および過干渉の母親が子供の周囲の環境までをもコントロールしようとする要因などについて考察。 今、NHK総合で放送されている『腐女子、うっかりゲイに告(コク)る。』という […]
要約:生活に支障をきたすほどの過度の合理主義的思考と遅刻癖には、自分の想定を絶対視し、思い通りにならない現実の方に問題があると考える自己愛の病理が潜んでいることを、私自身の過去の出来事を例に説明。 少し前に夢日記のサイトに投稿した「パン屋で歪んだ合理的思考に囚われ身動きが取れなく […]
要約:自己愛の研究で精神分析その他に多大な貢献をしたハインツ・コフート。しかし後世の研究者により明らかにされたように、実は本人もその理論をそのまま体現するような人物であったようだ。 少し前に「個人の心理が普遍性を有するという人間の心の不思議〜エディプス・コンプレックスを例に」とい […]
今回の記事は、自尊心あるいは自尊感情という概念について、その辞書的な意味よりも、その問題で悩まされている人が主観的に経験している事柄の方を考察します。 これは自尊心(自尊感情)が低くそれを高めたと考えている人にとっては、実際にどのようなことで想い悩まされているのかを知ることの方が […]
要約:主体性が高い人と乏しい人との主な違いの1つ目として「判断」を取り上げました。主体性が高い人は、自ら考えることに喜びや自尊感情の高まりを感じるのに対して、主体性が乏しい人は同じことをむしろ苦痛と感じ、したがってそれを他者に委ねる傾向があると考えられます。 これまで幾つかの記事 […]