- 2009年2月9日
- 2021年12月23日
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心理カウンセラーは共感しながら心理カウンセリングができるのか?
共感(共感的態度・共感的理解)への疑問: 心理カウンセラーは共感しながら心理カウンセリングができるのか? 何とも奇妙な問いかけです。 何が奇妙かと申しますと、この問いかけは共感あるいは共感的態度・共感的理解などと呼ばれる、心理カウンセラーにとって一般的に「必ず身につけなければなら […]
共感(共感的態度・共感的理解)への疑問: 心理カウンセラーは共感しながら心理カウンセリングができるのか? 何とも奇妙な問いかけです。 何が奇妙かと申しますと、この問いかけは共感あるいは共感的態度・共感的理解などと呼ばれる、心理カウンセラーにとって一般的に「必ず身につけなければなら […]
傾聴スキル・共感能力を高める練習のヒントとなった本の文章: 『ナラティブ・セラピー-社会構成主義の実践』という本によれば、ミラノ派の家族療法家のギアンフランコ・チキンという方は、心理カウンセリング(この場合、家族療法)のトレーニング中の学生に対して「普段からできるだけ多くの仮説* […]
心理療法の治療効果: 心理療法の治療効果への理想化の防衛機制と不安心理では自身の自己分析の体験から「特定の心理療法が他の心理療法に比べて格段に優れているということはなく、したがってどの心理療法を用いても同様の治療効果が得られる」とのスーパーバイザーの助言について考察しました。 し […]
自己受容体験がもたらした共感・傾聴の目的・効果への再考: 共感とその共感を可能とする心理療法の一つである傾聴は心理カウンセリングの基本中の基本であり私自身、心理カウンセリングや夢分析の実践を重ねる中でこの共感と傾聴の大切さをますます実感しています。 ただし共感や傾聴の目的(もたら […]
傾聴における伝え返し(ミラーリング)のタイミング: ある心理カウンセリングでの体験です。いつものように傾聴のスキルを用いて共感的理解に努めながらお話を伺っていますと、あるとき不意にクライエントのあたかも「共感あるいは反応を欲する」かのようなニーズを感じました。 そしてこのとき初め […]
共感(的理解)への理解を深めた心理カウンセリング体験: 共感的理解と情報提供としての直面化-心理カウンセリングで取り上げた心理カウンセリングの体験(クライエントの話に納得できたため自然と共感でき、直面化の欲求が生じなかった心理カウンセリング)は、共感(的理解)についての理解をさら […]
共感と同情との違い: 投影と共感についてのブログ(作成中)を書くため共感についてネットで調べていますと、共感と同情との違いについての記事を複数目にしました。それらの記事によれば共感と同情との違いとはおよそ次のようなものでした。 共感 共感とは相手の立場に立って、あるいは相手の身に […]
心理カウンセラーの自己開示はどの心理療法においても一般的には様々理由からタブー視されることが多いのが実情ですが、精神分析家のレニックやフォーカシングのジェンドリンはそれとはまったく異なる考えを示しています。
サイコドラマとは? サイコドラマとはモレノという人が開発した集団心理療法で心理劇とも呼ばれます。 具体的にはクライエントの抱えている心理的な問題、特に対人関係の悩みに対して、ワークショップの参加者にそれぞれの役柄を演じてもらい、その場に状況を再現することで洞察を促します。 サイコ […]
傾聴とオウム返しとの違い: 情動調律は形式を共有する模倣とは違い、相手の行動の背後にある主観的状態(情動)に焦点を合わせます。 (コフート理論とその周辺―自己心理学をめぐって P.163 一部改変) この文章は精神分析医の丸田俊彦氏による、スターンの乳幼児精神医学の著書『乳児の対 […]