- 2020年11月24日
- 2021年10月21日
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男女間のあらゆる格差や差別の解消を目指すジェンダー平等へのポストモダニズムの影響
要約:男女間のおよそあらゆる差異を人為的なものと考え、その解消を目指すジェンダー平等という思想の背景には、人格形成の要因のすべてを社会からの影響と考えるポストモダニズム的な発達理論があるのではないかと考えられる。 男女間のあらゆる格差や差別の解消を目指すジェンダー平等という思想 […]
要約:男女間のおよそあらゆる差異を人為的なものと考え、その解消を目指すジェンダー平等という思想の背景には、人格形成の要因のすべてを社会からの影響と考えるポストモダニズム的な発達理論があるのではないかと考えられる。 男女間のあらゆる格差や差別の解消を目指すジェンダー平等という思想 […]
今年の初めに、親戚の子どもとの関わりから得られた知見を「クライエント中心療法の内的準拠枠に関する考察」にまとめました。 今回はその記事の考察の素材となった自己分析のブログ「苦手なはずの子供の辛さを感じ取ったことで急に身近に感じられ、関わりが持てるように変化」に登場する、親戚の子ど […]
前回「急激な状況変化への対応に役立つ、リフレーミングなど、いくつかの方法」の中で、今回の新型コロナウイルスの蔓延のような危機的状況に対しては、状況の急激な変化に合わせて考え方を柔軟に変化せることのメリットを紹介しました。 今回は同じくウイルスの影響により、自宅で家族と過ごす時間が […]
要約:リン・ホフマン著『家族療法の基礎理論』は、著名な家族療法家と親交の深かった彼女ならではの視点から、主要な家族療法の解説のみならず、実験的試みや仮説に繋がる理論家の信念やその当時考えていたことなども記述されており、読者の批判的検討を可能とする良書。 著名な家族療法家や研究者の […]
要約:スクールカーストと呼ばれる学校内で発生する序列関係の要因を、心理職での経験や私自身の学生時代との比較などによって考察し、そこに自己愛的な心理を想定。 また『教室内カースト』の実態調査からは、生徒のみならず教師もカーストの生成・維持に深く関与していることが推察できる。 私説: […]
要約:子供に過干渉する母親は一見「支配欲」が強いように見えても、そのような欲求を自覚しているケースは少ないこと、および過干渉の母親が子供の周囲の環境までをもコントロールしようとする要因などについて考察。 今、NHK総合で放送されている『腐女子、うっかりゲイに告(コク)る。』という […]
要約:ミック・クーパー著『エビデンスにもとづくカウンセリング効果の研究』は、個々の心理療法のみならず、ランバートの研究データを援用しつつセラピーの要素全体を視野に入れた、エビデンスの研究成果をまとめた画期的な本である。 今回の記事は心理職、特にエビデンスに関心があるセラピストの方 […]
要約:自己愛の研究で精神分析その他に多大な貢献をしたハインツ・コフート。しかし後世の研究者により明らかにされたように、実は本人もその理論をそのまま体現するような人物であったようだ。 少し前に「個人の心理が普遍性を有するという人間の心の不思議〜エディプス・コンプレックスを例に」とい […]
今回の記事は、自尊心あるいは自尊感情という概念について、その辞書的な意味よりも、その問題で悩まされている人が主観的に経験している事柄の方を考察します。 これは自尊心(自尊感情)が低くそれを高めたと考えている人にとっては、実際にどのようなことで想い悩まされているのかを知ることの方が […]
今回の記事は芸術の要素も含まれているため写真家のウェブサイトの方への掲載も考えましたが、主題はあくまでユングも重視した易経であるため、カウンセリングのサイトの方に掲載することに致しました。 芸術分野で広がる「易経」を偶然性を活用する手段との解釈 先週シアターΧで、多和田葉子+高瀬 […]