- 2021年8月16日
- 2021年8月17日
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スクールカーストにおけるコミュニケーション能力の基準は、一般社会と著しく異なる-自己愛講座50
要約:スクールカーストが形成される学校では「コミュニケーション能力」という概念が、一般社会とはかなり異なる意味合いで使われていると考えられる。その点を「自己主張」「共感」「リーダーシップ」という観点から考察。 スクールカーストを決定づけるとされる「コミュニケーション能力」の解釈の […]
要約:スクールカーストが形成される学校では「コミュニケーション能力」という概念が、一般社会とはかなり異なる意味合いで使われていると考えられる。その点を「自己主張」「共感」「リーダーシップ」という観点から考察。 スクールカーストを決定づけるとされる「コミュニケーション能力」の解釈の […]
要約:実家に帰省した時の親族との関わりを事例に、カール・ロジャーズが生み出したクライエント中心療法の「内的準拠枠」について、同じくセラピーの場で傾聴を用いたコフートの自己心理学と比較しつつ考察。 昨日、自己分析のブログに「苦手なはずの子供の辛さを感じ取ったことで急に身近に感じられ […]
ドラマ『きみが心に棲みついた』の主人公の心理を例に、境界性パーソナリティの「見捨てられ不安」の心理に対する自我心理学と自己心理学の解釈を紹介するとともに、自己愛性パーソナリティの同じような心理とも比較しました。
クライエント中心療法の3条件: クライエント中心療法(来談者中心療法)の提唱者カール・ロジャーズは、心理カウンセラーに必要な態度として「共感的理解」「無条件の肯定的配慮」「自己一致」の3条件を挙げていますが、以前ある心理カウンセリングの中で、3条件の中の一つ共感的理解の効果を実感 […]
共感(共感的態度・共感的理解)への疑問: 心理カウンセラーは共感しながら心理カウンセリングができるのか? 何とも奇妙な問いかけです。 何が奇妙かと申しますと、この問いかけは共感あるいは共感的態度・共感的理解などと呼ばれる、心理カウンセラーにとって一般的に「必ず身につけなければなら […]
傾聴スキル・共感能力を高める練習のヒントとなった本の文章: 『ナラティブ・セラピー-社会構成主義の実践』という本によれば、ミラノ派の家族療法家のギアンフランコ・チキンという方は、心理カウンセリング(この場合、家族療法)のトレーニング中の学生に対して「普段からできるだけ多くの仮説* […]
自己受容体験がもたらした共感・傾聴の目的・効果への再考: 共感とその共感を可能とする心理療法の一つである傾聴は心理カウンセリングの基本中の基本であり私自身、心理カウンセリングや夢分析の実践を重ねる中でこの共感と傾聴の大切さをますます実感しています。 ただし共感や傾聴の目的(もたら […]
傾聴における伝え返し(ミラーリング)のタイミング: ある心理カウンセリングでの体験です。いつものように傾聴のスキルを用いて共感的理解に努めながらお話を伺っていますと、あるとき不意にクライエントのあたかも「共感あるいは反応を欲する」かのようなニーズを感じました。 そしてこのとき初め […]
共感(的理解)への理解を深めた心理カウンセリング体験: 共感的理解と情報提供としての直面化-心理カウンセリングで取り上げた心理カウンセリングの体験(クライエントの話に納得できたため自然と共感でき、直面化の欲求が生じなかった心理カウンセリング)は、共感(的理解)についての理解をさら […]
一度も直面化することのなかった心理カウンセリング: 以前に私自身「納得のできるサービスを提供できた」と実感できたある心理カウンセリングについて改めて振り返ってみますと、その心理カウンセリングにおいて私は一度も直面化らしき行為を行わなかったことに気づかされ少々驚きました。 なぜなら […]