- 2019年5月21日
- 2021年10月22日
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親や他人の期待を敏感に感じ取り、それを叶える人生を自ら選び取る~自己愛講座48
要約:私自身もその一人だが、親の何気ない一言に対して、まるでそれに運命付けられているかのように、自らそれを体現するような人生を選び取るという、自己愛的な人の側面を紹介。 親の何気ない一言で人生が決定づけられる人々 数日前に見た著名人が思い出の地を再び訪ねる趣旨の番組にある人気女優 […]
要約:私自身もその一人だが、親の何気ない一言に対して、まるでそれに運命付けられているかのように、自らそれを体現するような人生を選び取るという、自己愛的な人の側面を紹介。 親の何気ない一言で人生が決定づけられる人々 数日前に見た著名人が思い出の地を再び訪ねる趣旨の番組にある人気女優 […]
カフェで見かけた親子の様子を例に、一般的な意味とは異なり、「何でも自分の評価に結びつけて解釈する傾向」を意味する自己中心性について考察しています。またその傾向は、典型的には精神病およびパーソナリティ障害水準で顕著に見られる点についても触れています。
私自身は境界性パーソナリティ障害を、自己愛性パーソナリティ障害と似た性格構造を有しながらも、病態水準がさらに重症なため各症状がより激しく、また重症化により心が極度に不安定になったことで、その不安定さに基づく新たな症状も発生した状態と考えています。
ドラマ『ずっとあなたがすきだった』の冬彦さんのように、これまで異常で気持ち悪い存在と見られていたマザコン男性が、今はその親子の仲の良さがむしろ積極的に評価され「優しい人」と好印象を持たれるように変化して来ているようです。その背景について考察しています。
NHKドラマ「お母さん、娘をやめていいですか?」に登場する母親と娘の関係を参考に、最近増えていると聞く友達感覚の非常に仲の良い親子関係に潜む「共生期」と呼ばれる重症域の病理の存在について解説しています。ただしこのような解釈は個人主義的な思想に基づくものであり、和を重んじる日本文化では、かなりの程度容認されています。
簡単にですが、他人の陰口や噂話の知覚や解釈の違いを例に「健全」と「神経症水準」「パーソナリティ障害水準」「統合失調症水準」という3つの病態水準の違いについてまとめています。
自己愛的な人に生じる、常に何かしていないと落ちつかない症状の要因として「空虚感」を想定し、またその空虚感に頻繁に襲われる境界性パーソナリティ障害の人との違いについてまとめています。
NHK『100分 de 名著』48 サルトル「実存主義とは何か」のテキストなどを元に、実存主義的思想の臨床心理への適用の可能性について書きました。個人的には精神病水準などの重症域のクライエントへの支持療法としての有効性が期待できると考えています。
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