- 2016年12月22日
- 2021年11月25日
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私説:ユングのタイプ論の解説1~思考優位の現代人に欠けている感情の機能の大切さ
ユングのタイプ論の思考と感情の関係について、より現代人の心理に合致するように私なりに修正を加えた上で解説しています。
ユングのタイプ論の思考と感情の関係について、より現代人の心理に合致するように私なりに修正を加えた上で解説しています。
あくまで私見ですが、性欲とは純粋に動物的な本能とは言い難く、むしろ心理的・社会的な要因の影響を強く受けることから、個人差のみならず、地域や時代によっても違いが生じることなどについて考察しました。
DVやストーカーの被害者の方への支援が難しいケースでは共依存の傾向が見られること、およびそのようなケースではセオリー的に加害者から引き離す介入は対立を招くばかりのため、それに代わるアプローチの仕方を提示しています。
日本では「傾聴」と呼ばれるカール・ロジャーズの非指示的療法は、クライエントの自己治癒力を信じ、「無条件の肯定的配慮」「共感的理解」「自己一致」の三要件を遵守することでクライエントの自己一致を促すものですが、このような技法が生まれた背景には、彼の子どもを理想視する思想があることについて考察しています。
特に個人開業のカウンセラーにとって直接変化させることができるのは対象関係のみであり、その場に居ない人との間の対人関係を直接改善することはできないことなどについてまとめています。
簡単にですが、他人の陰口や噂話の知覚や解釈の違いを例に「健全」と「神経症水準」「パーソナリティ障害水準」「統合失調症水準」という3つの病態水準の違いについてまとめています。
プレミアムカフェ「草原の祈り・大地の声 ~喜多嶋洋子 ネイティブアメリカンの旅」は、精神世界の本で紹介されているスピリチュアルな世界とは一線を画する、ごく普通の人々の間にシャーマニズムの信仰がどのように息づいているのかを知ることのできる番組でした。
パトリシア・L. ガーフィールドの『夢学』に掲載されている悪夢の退治法は、フラッシュバックと悪夢との類似点の存在や「今度来たら、やっつけてやる」と誓うこと自体が様々なメリットをもたらすことから、PTSDの治療に試してみる価値があるように思えます。
本日5月6日はフロイトの生誕160周年にあたる日とのことですので、それを祝して彼の創始した精神分析の影響力の大きさについて書きました。
フジテレビのドラマ「ラブソング」における福山雅治さん演じる臨床心理士の役柄は、一般的には心の専門家として人格者のように完成された心の持ち主と思われているかもしれない理療法家の心の闇の部分をリアルに描いた作品と感じました。